医学研究院病態病理の主な活動

1.教育活動

病理学総論の講義は、炎症、膠原病、感染症、を担当しています。病理学各論は、肝、胆嚢、膵、乳腺、内分泌、泌尿器、生殖器を担当しています。病理組織実習は総論実習、各論実習を行っています。剖検例を用いて学生CPCを行い、学生による臨床所見・病理所見をまとめ、症例提示、検査・病理所見の発表を行っています。大学院医学研究院の専攻科目として病態病理学を担当しています。大学院生を対象として、病理解剖手技、標本作成、病理診断の指導及び剖検例の症例検討会を行っています。また、付属病院の病理診断業務から、外科病理学・診断の精度管理についての教育を行っています。

2.研究活動

婦人科病理の実験病理学的・臨床病理学的研究、腫瘍の異分化と生物学的動態との関係、腫瘍進展における蛋白分解酵素の局在、生体発生における蛋白分解酵素の局在、消化器癌の癌抑制遺伝子に関する臨床病理学的検討、肝腫瘍の病理学的検討など。

3.社会との関連

附属病院の剖検業務、病院病理部の診断業務の一部を担当し、臨床各科からの様々な生検・手術材料に関するコンサルテ−ションに対応しています。県内の旭中央病院、千葉社会保険病院、船橋中央病院、千葉労災病院、国立下志津病院、八日市場市民総合病院、キッコーマン総合病院や県外のいくつかの病院で各施設の病理医と共に剖検、病理診断、CPCを担当しています。千葉県における行政解剖の一部も担当しています。

4.最近の業務総括

2000年1〜12月(院内のみ)

剖検

組織診

迅速診

細胞診

80

7606

446

12067