千葉大学小児科の先生方とともに,幕張メッセを会場として,第33回日本小児皮膚科学会を開催させて頂きました。

 幕張メッセで開催される学会に参加するのは久しぶりのことでしたが,国際会議場として整備された会場は,1フロアに全てが集約され使いやすさを改めて感じました。なぜ,この会場が皮膚科学会の総会を開催する基準では不適になっているのかは,夜のそぞろ歩きに適した祇園の町や中華街が千葉にはないからでしょうか?

「千葉らしさ」にこだわったプログラム作りに際して,是非とも実現したかったのは川崎富作先生の講演でした。用意したスライドが,時間の関係でまだ26枚も残っていたのは本当に残念でしたが,しかし川崎病が認知されるまでの経緯を,地方会の抄録や質疑応答を示しながら十分に時間をかけて直に拝聴できたのは,またとない機会でした。医学の創造が,千葉での地方会の発表を礎にしているという事実に,私たちもまずは目の前の1歩から頑張らなければとの思いを新たにしました。

日曜日の朝のモーニング・セミナーにも多くの先生方が参加され,終了とともに参加されていた先生方が全員,ロビーや休憩スペースに立ち止まることなく,次のシンポジウム会場である第1会場へと移動されていく様は,昨今あまり目にする光景ではないと感動しました。

企画の段階で「千葉らしさ」をアピールする様に心がけましたが,懇親会の出し物に何を用意するかは,最後まで頭を悩ませました。プチ・アマデウスの名を冠する兄弟によるピアノ,バイオリン,チェロの演奏は,リハーサルでのこの集合写真を除いては,子供たちであることを意識させることのない素晴らしい演奏でした。

 招待講演をお願いしたPrescott先生は,抄録集に掲載された写真どおりに非常にチャーミングな方でした。惜しむらくは,彼女の講演を翻訳してくれた通訳の方が素晴らしく,松江教授が英語で話す機会がなかったことでしょうか?

ポスター会場での一コマ。会場で写真を撮っていた佐藤くんは決して皮膚科医には見えず,「引っ越し屋さん」に見えたと言われていました。カリスマ美容師という意見もありましたが。

 市民公開講座終了後の集合写真。皆さん,お疲れ様でした。

(2007年7月4-5日,幕張メッセ,千葉市)