千葉大学大学院医学研究院 眼科学
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眼疾患の治療

黄斑前膜の手術

 黄斑前膜とは、網膜の中心部の黄斑部に線維性の膜が癒着し、その結果網膜にしわが生じ、物が歪んで見えたり(変視症)、視力が低下する病気です。老化現象の他に、網膜剥離や網膜裂孔の治療後、あるいはその他の眼底の病気に続いて生じることもあります。
 自然に治る可能性は5%程度ですので、物が歪んでみえたり、視力が低下するなどの自覚症状がある場合は、手術を受けられたほうが、症状が改善する可能性が高くなります。
 手術後、視力が落ち着いてくるのは、半年から1年です。最終的な視力は手術前の状態によりさまざまです。しかし変視症は術後も残ることが多く、改善するのは50%位の患者さんにとどまります。

手術の方法

 硝子体手術により治療します。白内障がある方は、白内障手術(濁ったレンズを取り出し、人工レンズを挿入する手術)を同時に行います。

1.

硝子体手術では、目のなかに3つの穴をあけ、光で照らしながら、カッターで硝子体を取り除きます。

2.

黄斑の上に癒着している薄い膜を除去します。癒着がつよい場合は、網膜に穴が開くがあります。その場合、レーザー凝固を行い、空気またはガスを入れ、手術後は1-2週間、うつぶせ姿勢をして頂きます。また、網膜の他の部分に裂け目がある場合も、その部分にレーザー凝固し同様の処置を行います。

手術の合併症

1. 感染症

 手術に際しては目の周りの消毒を十分に行い、完全に滅菌した器具を使いますが、まれに眼球の中に細菌が入ることがあります。頻度はとても少ないですが、視力が大幅に低下することがあります。

2. 出血

 目の中に、出血が生じることがあります。吸収が遅い場合は再手術をして取り除きます。またきわめてまれに、手術中に血圧が上がったり、強く緊張する、咳き込むなどの負荷が加わると、目の奥の動脈から、急激な出血が起こることがあります。このような場合、視力が大幅に低下します

3. 網膜剥離

 手術後に網膜が引っ張られて網膜剥離が生じることがあります。網膜を元の状態に戻すために、再手術を必要とします。

4. 高眼圧

 術後の炎症、出血、ガスなどが原因となり、眼圧が上がることがあります。点眼、内服で治療をしますが、眼圧が下がらない場合には、ガスを減らす、あるいは眼内の水を少し除くことがあります。

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