千葉大学大学院医学研究院 眼科学
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眼疾患の治療

緑内障のレーザー治療

 緑内障は、眼圧が上昇して視神経が障害され、治療をせずに放置すると視野が狭くなり、失明することもある病気です。緑内障は一般に房水(眼内で作られ、眼球の硬さを維持し、栄養分を供給する液体)が流れにくくなり、眼圧が上昇することによって起こります。

レーザー虹彩切開術

 レーザー光線で虹彩に小さな穴をあけ、房水が流れるバイパスを作ります。純粋に閉塞隅角だけによる眼圧上昇であれば下がります。しかし時間が経過し、周辺に癒着が生じている場合は、このレーザー治療だけでは、眼圧下降効果は不十分であり、点眼などを追加します。しかしそれでも、目標とする眼圧にコントロールできない場合は、手術(線維柱帯切除術)が必要です。

合併症

1. 出血

 軽い出血や、虹彩の組織が散布し、見え方がぼんやりすることがありますが、ほとんどの場合、数日で回復します。

2. 眼圧上昇

 レーザーによる炎症や、飛び散った虹彩の組織が房水の流れを一時的に妨げ、眼圧が上昇することがあります。点眼や内服で治療します。

3. 角膜障害

 レーザー光線により角膜内皮細胞が傷害されて角膜が濁り視力低下を引き起こし、まれに角膜移植手術が必要になることがあります。

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