千葉大学大学院医学研究院 生殖医学講座 (旧生殖機能病態学 千葉大学産婦人科)
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2009年 業績


 2009年の業績集をお届けします。医局員の努力の成果をご覧下さい。

 臨床の負担が増え、産婦人科医師不足が社会問題化したこの数年と比較すると、少しずつですが研究業績も増えはじめたようです。臨床実績は高止まり状態です。今後はさらに質的な向上を目指したいと思います。

 本年春には、松井英雄(成田日赤部長)元准教授が東京女子医科大学産婦人科学講座主任教授に就任されました。松井先生の高い診療能力と一連の絨毛性疾患研究業績が高く評価されたものですが、千葉大学産婦人科の評価でもあり教室・同窓として大変名誉なことであります。松井先生に続くべき人材も育ちつつあり、今後とも精進して参ります。

 さて、2008年の6名に続いて、2009年は7名の後期研修医があらたに教室に加わってくれました。臨床研修制度の変更に端を発した産婦人科の危機的状況からは脱しつつあることを実感できるようになりました。長田久夫教授を中心にして、皆が心を合わせて教育研修に力を入れてきた成果だと思います。教室員、関連病院の先生方、同窓の皆様のご尽力に深謝申し上げます。

 学んだことを人に教えることは、知識を整理し、学習成果を高める良い方法です。成人教育の現場で、よく用いる方法です。新人への教育は、プロフェッショナルをめざす若い先生方にとって大切ですが、同時に教育する上級医にとっても良い学習の機会です。臨床の場で教えることは学ぶこと、教育へのコミットメントが自分のためでもあることを理解すると、教育に割く時間がより有効な時間になってくるのが実感できるだろうと思います。

 かつて、大学は最高学府として、研究の府として自由を謳歌していたように思います。医学部での教育は講義が中心で、その内容も教えたい側が自由に決めていました。医師国家試験に迎合した講義やカリキュラムを可としない雰囲気すらあった様な気がします。このような教育がすべて悪いとは思いませんが、大学卒業時に医師となる という目的を持って入学してきた人達すべてが良医になれたか、あるいは、そのためのベストの教育を受けられたかというと、大いに疑問が残ります。

 いまでは、入学時に 卒業時にどのような医師になるのか はっきりとした目的が設定されています。入学生と契約し、目標達成のための教育を履行する義務を大学が負うのです。最低限包含すべき内容は、コアカリキュラムに記載されています。臨床能力は単なる知識ではなくこれを応用して発揮する力として臨床実習を通して養い評価される能力です。一時期の知識詰め込み型から、問題解決能力重視型への転換です。このように、臨床実習を重視する教育を目指しているのですが、決して研究医の養成を軽視しているわけではありません。臨床医としての基礎を身につけた研究医を育てるという視点です。(このスタンスは、アメリカなどのメディカルスクールとは明らかに異なっていると思います。)

 専攻医の教育も、ステージの違いはあるものの、学部教育で行われている改革と同じ方向での改革がなされるべきと考えています。あらかじめ5〜6年先の目標を定め、これを実現するための研修を行います。目標とする医師像は、それぞれ違いますし、進歩の度合いや経験できる症例などにも違いがありますから、各人の目標や進捗状況をふまえて研修の途中での見直しや調整を行う必要があります。

 この作業が、毎年12月に行っている専攻医と(私と)の個別面談です。研修先の選択を変更したり、期間を変更したり、ときには目標とする医師像や資格も見直すことがあります。研修内容を振り返り評価をして、次年度の課題を明らかにして研修先や研修内容についての考えを整理します。この作業において、評価者ではなくコーチの役割を果たすことが、私の一義的な役割と考えています。

 優れた臨床研究は、優れた臨床から生まれてきます。優れた臨床の実践には、バランスのとれた知識と技術そして、人間性が必要です。各関連病院の特長、大学病院の特殊性を組み合わせて、バランスのとれた良医が育つよう調整役を務めます。関連病院と大学病院とがそれぞれの特長を伸ばし、一緒に良医を育てていきたいと思います。育てることは育つこと、生涯学習です。

 同窓の先生方には、ますますのご支援・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
平成22年11月12日
生水真紀夫

平成21年の総括

1.教育活動(学部)
 
医学部4年生に生殖・周産期・乳房ユニットの講義及び臨床チュートリアルを、医学部5、6年生にベッドサイド・ラーニングを行いました。 
 医学部学生へのユニット講義は、周産期・生殖を生水教授が、婦人科腫瘍を三橋准教授が担当しました。医学部教育はこの数年で大きく変わりました。卒業時の目標が設定され、これを実現するための6年一貫型の教育(成果基盤型)が行われています。旧来の系統講義、臨床講義という座学中心の教育から、参加型臨床実習へと変わってきています。個々の知識を講義で伝えるのではなく、face-to-faceでしか伝えられないpassionを伝え興味を持ってもらうことを主な目標としています。知識については、いまでは豊富にある書物やインターネットその他のソースを使って自分で入手することが前提となっています。知識量が増え限られた講義時間では十分伝えられなくなってきていること、生涯学習を続けるという観点からも能動的継続的学習の習慣をつけknow-howを持つことの方が大切だと考えられています。
 臨床チュートリアルも、大きく変わりました。この分野で先進していたアメリカなどのスタイルがそのまま導入されて始まったチュートリアルですが、全国の各大学で見直しと改革が始まっています。学生の積極的な参加を前提としたチュートリアルでは、消極的な学生の教育効果が上がらないという問題がありました。さらに、全く予備知識のないところからのスタートは、学生自身の負担が多く議論できるレベルに達するのに多くの時間を要し、学生にも教官にも負担を強いるものとなっていました。そこで、今年から始まった新チュートリアルでは、これらの点を見直し、イントロダクションで予備知識を与えた上で、チュートリアルを開始し、各学生の成果を評価表にしたがって毎回評価する方法に変わりました。このやり方は、この数年をかけて産婦人科で試行・模索してきたやり方が基になっています。
 ベッドサイド・ラーニングは1グループ4-5名で婦人科、周産期母性科を各1週間で回っています。長田教授、川野助教が中心となり、受け持ち患者や各種セミナー、ミニレクチャーなどへの参加など、空き時間がなく出来る限り患者さんに接する機会が出来るよう配慮しています。学生のパフォーマンス評価にも、ポートフォーリオや評価表などさまざまな手法を試みています。まだ、十分とは言えませんが、2年後の本格的な臨床参加型実習への移行に向けて、改良を続けています。6年生に対しては、関連病院の協力を得てクリニカルクラークシップを行っています。

2.研究活動
 
学術論文は欧文が9編でした。研究助成金は公的なものが9件です。その他詳細は別頁ご参照下さい。国際学会としては第9回 World Congress of A-PART、第65回ASRMなどで発表いたしました。国内学会としては第60回日本産婦人科学会総会(8題)、第45回周産期・新生児学会、第27回絨毛性疾患研究会などでありました。また千葉産婦人科腫瘍診断・治療・看護セミナー等を開催いたしました。。

3.教育・研修活動(卒後)
 
千葉大学病院臨床研修プログラムB・Cの2年目の必修科目として、毎月4-5名の初期研修医が産婦人科で研修を行いました。本年からは通常の臨床実習に加え、シミュレーターやロールプレイを用いたシミュレーション講習を数多く取り入れ、好評を得ることができました。また、大学病院以外の初期研修医も対象に、研修プログラム内では充足できない課題を徹底学習してもらうためのレベルアップセミナー、「新生児蘇生法(NCPR)一次コース」・「産科救急処置(ALSO)プロバイダーコース」などの認定講習会、県内の主要な周産期施設を巡回視察するツアーセミナーを開催しました。Web会議システムを用いて大学病院ならびに関連病院間で症例検討を行うWebカンファランスの構築にも着手しました。これらの活動を通じて、研修医が産婦人科診療に対して理解を深め、やがては次代を背負う人材が輩出されることを期待しています 。 

4.教員・指導医の教育(ファカルティ・ディベロップメント:FD)
 
医学部医学教育ワークショップ(プロフェッショナリズム教育と評価、学習成果基盤型教育の検証とモデル・カリキュラムの作成)、moodleによる試験問題の作成・管理・出題方法、千葉大学卒後臨床研修指導医養成ワークショップなどに、生水教授をはじめ当科教官が参加し、新しい教育論や指導方法について実践的講習を受けました。

原著

1.
Osada H. Association between Polymorphisms in Genes Related to Common Adult Diseases and Fetal Growth.
Clinical Medicine. 2009;Pediatrics 3:11-18.
2.
Mitsuhashi A, Matsui H, Usui H, Nagai Y, Tate S, Unno Y, Hirashiki K, Seki K, Shozu M. Serum YKL-40 as a marker for cervical adenocarcinoma. Ann Oncol.
2009;20(1):71-7.
3.
Ishikawa H, Reierstad S, Demura M, Rademaker AW, Kasai T, Inoue M, Usui H, Shozu M, Bulun SE.
High Aromatase Expression in Uterine Leiomyoma Tissues of African-American Women.
J Clin Endocrinol Metab. 2009; 94(5): 1752-6.
4.
Matsui H, Kihara M, Usui H, Tate S, Mitsuhashi A, Shozu M.
Comparison of 2 commercially available human chorionic gonadotropin immunoassays used in the management of gestational trophoblastic neoplasia.
J Reprod Med. 2009; 54:631-35.
5. Uno T, Isobe K, Ueno N, Kobayashi H, Sanayama Y, Mitsuhashi A, Shozu M, Ito H.
Vessel-contouring-based pelvic radiotherapy in patients with uterine cervical cancer.
Jpn J Clin Oncol.2009;39:376-8.
6. Luo X, Yin P, Reierstad S, Ishikawa H, Lin Z, Pavone ME, Zhao H, Marsh EE, Bulun SE.
Progesterone and Mifepristone Regulate L-Type Amino Acid Transporter 2 and 4F2 Heavy Chain Expression in Uterine Leiomyoma Cells.
J Clin Endocrinol Metab. 2009; 94(11): 4533-9.
7. Irukayama-Tomobe Y, Tanaka H, Yokomizo T, Hashidate-Yoshida T, Yanagisawa M, Sakurai T.
Aromatic D-amino acids act as chemoattractant factors for human leukocytes through a G protein-coupled receptor, GPR109B.
Proc Natl Acad Sci U S A. 2009;106(10):3930-4.


症例・総説・その他

1.
生水真紀夫, 木原真紀, 川野みどり, 金谷裕美, 碓井宏和.
卵巣嚢胞の分類と成因.産科と婦人科
2009;7号(76)824-829.
2.
生水真紀夫, 碓井宏和.
エストロゲン受容体作用機構.
臨床泌尿器科 2009;63(2):131-136.
3.
生水真紀夫.
HRTとアンチエイジング.
Drug Delivery System. 2009;24(2)通巻第124号:117-126.
4.
生水真紀夫.
子宮筋腫に対する動脈塞栓術 切らずに治す子宮筋腫の最先端治療(おなかも子宮も傷つけないまま、辛い症状から解放される!子宮筋腫治療に登場した新たな選択肢.
ミレニアム. 2009;31号:10-11.
5. 生水真紀夫, 碓井宏和, 木原真紀, 石川博士, 三橋暁, 楯真一, 加藤一喜, 尾本暁子, 田中宏一, 長田久夫.
生殖機能病態学.
千葉医学雑誌. 2009;85巻3号:141-146.
6. 生水真紀夫.
アロマターゼの活性調節機序.
日本内分泌学会雑誌. 2009;85巻2号:645.
7. 生水真紀夫.
産科医療の現場からみる今日の妊娠・出産 晩婚化・晩産化の進展が招く様々な問題.
JOURNAL OF FINANCIAL PLANNING. September 2009;11(116):7-11.
8. 生水真紀夫.
婦人科疾患の診断・治療・管理 腫瘍と類腫瘍 子宮の腫瘍・類腫瘍 子宮腺筋症.
日本産科婦人科学会雑誌. 2009;61巻5号:151-158.
9. 生水真紀夫, 碓井宏和, 木原真紀, 石川博士, 三橋暁, 楯真一, 加藤一喜, 尾本暁子, 田中宏一, 長田久夫.
[研究紹介]生殖機能病態学.
千葉医学雑誌. 2009;85:141-146.
10. 生水真紀夫.
安全なお産に向けたシステム改革.
センターニュース. 2009;252:1-4.
11. 生水真紀夫.
分娩再開に険しい道のり.
時事通信社. 厚生福祉. 2009;5656:9.
12. 生水真紀夫.
不妊生殖医療 過去・現在と未来.
宮崎県母性衛生学会 母性衛生ニュース(平成20年度総会・学術集会特集号). 2009;33:8-19.
13. 長田久夫, 鶴岡信栄.
【明日の周産期医療への提言-若手スタッフの未来のために】 現場でのジレンマの事例とその解決策 超緊急帝王切開 産科医の立場から 超緊急帝王切開症例にどう対応するか?
周産期医学. 2009;39(9):1178-1181.
14. 三橋暁, 生水真紀夫.
子宮内膜症 卵管子宮内膜症(解説/特集).子宮疾患・子宮内膜症の臨床.
日本臨床. 2009;67巻5号:449-451.
15. 木原真紀, 松井英雄, 碓井宏和, Batzorig B, 金谷裕美, 川野みどり, 田中宏一, 長田久夫, 生水真紀夫.
胎児共存全奇胎と部分奇胎.
産科と婦人科. 2009;76(3):289-293.
16. 尾本暁子, 尾崎江都子, 田中宏一, 鶴岡信栄, 長田久夫, 生水真紀夫.
前置・癒着胎盤への戦略─IABO(Intra-aortic balloon occulusion)の使用経験と有用性について.
日本周産期・新生児医学会雑誌. 2009;45:1118-1120.
17. 石川博士, 生水真紀夫.
不妊治療ハンドブック ?.治療 2-2.排卵誘発剤の使用−FSH
産婦人科の実際. 2009;58巻(11):1703-08.
18. 加来博志, 尾本暁子, 生水真紀夫.
臨床的癒着胎盤の待機療法.
産婦人科の実際. 2009年11月;58巻12号:2035-2042.
19. 松井英雄, 碓井宏和, 木原真紀, 生水真紀夫.
存続絨毛症に対する薬物療法.
産科と婦人科. 2009;3号(55)301-305.
20. 尾崎江都子, 長田久夫, 鶴岡信栄, 田中宏一, 尾本暁子, 生水真紀夫.
産科手術における新しい血管内バルーン閉鎖術の試み−大量出血が予想された前置胎盤症例に対するIntra-aortic balloon occlusion (IABO)の使用経験−.
日本産科婦人科学会関東連合地方部会誌. 2009;46:393-398.
21. 今田映美, 陶山佳子, 鈴木佐和子, 田中知明, 龍野一郎, 生水真紀夫, 佐伯直勝.
ゴナドトロピン産生下垂体腫瘍による卵巣過剰刺激症候群をきたした3例.
日本内分泌学会雑誌. 2009;85巻1号:278.
22. 香川則子, 桑山正成, Silbers J, 森智絵美, 生水真紀夫, 木原真紀, 竹原祐志, 加藤修.
ガラス化保存ヒト卵巣組織移植による卵巣機能の回復.
産婦人科の実際. 2009;58巻12号:2061-2066.


単行本

1.
生水真紀夫.
月経異常の内分泌検査.
産婦人科研修ノート. 2009;63-65.
2. 長田久夫, 生水真紀夫.
臨床でよく遭遇する症候「月経異常」.
【病気と薬パーフェクトBOOK2009】. 2009;薬局 60(4): 86-88.
3. 長田久夫, 生水真紀夫.
婦人科疾患「月経異常」.
【病気と薬パーフェクトBOOK2009】. 2009; 薬局 60(4): 1016-1021.
4. 長田久夫, 生水真紀夫.
婦人科疾患「避妊」.
【病気と薬パーフェクトBOOK2009】. 2009; 薬局 60(4): 1043-1047.
5. 長田久夫.
婦人科疾患アプローチのための解剖・生理.
【病気と薬パーフェクトBOOK2009】. 2009; 薬局 60(4): 1008-1012.
6. 長田久夫.
婦人科疾患「異常妊娠(流・早産)」.
【病気と薬パーフェクトBOOK2009】. 2009; 薬局 60(4): 1022-1025.
7. 長田久夫.
婦人科疾患「異常分娩」.
【病気と薬パーフェクトBOOK2009】. 2009; 薬局 60(4): 1026-1032.


平成21年度研究助成

1.
平成21年度厚生労働科学研究費補助金
妊婦及び授乳婦に係る臨床及び非臨床データに基づき、医薬品の催奇形性リスクの評価見直しに関する研究
生水真紀夫
2.
平成21年度科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)
短冊切りとフィブリン糊貼付による新しいヒト卵巣組織凍結保存・移植法の開発
生水真紀夫
3.
平成21年度科学研究費補助金(基盤研究(C))
エストロゲン依存性子宮体癌に対するメトホルミンの臨床応用にむけた研究
三橋暁
4. 平成21年度科学研究費補助金(若手研究(B))
卵巣がん治療の個別化を目指した卵巣がんにおけるがん幹細胞の同定
楯真一
5. 平成21年度科学研究費補助金(若手研究(B))
p57KIP2免疫染色による異常妊娠における続発症発生のリスク分類
木原真紀
6. 平成21年度科学研究費補助金(若手研究(B))
子宮頸部腺癌発癌過程においてエピジェネティックな遺伝子制御をうける遺伝子の探索
金谷裕美
7. 平成21年度科学研究費補助金(若手研究(B))
高密度DNAチップを用いた雄核発生胞状奇胎ゲノムのコピー数変化解析
加来博志
8. 平成21年度科学研究費若手研究(スタートアップ)
重症免疫不全マウス腎被膜下移植法を用いた、新しい子宮筋腫動物実験モデルの確立
石川博士
9. 平成21年度科学技術庁重粒子治療婦人科腫瘍臨床研究班 臨床研究費
生水真紀夫、三橋暁
10. 喫煙科学研究財団
子宮頸部発がんの危険因子としての喫煙に関する研究
三橋暁
11. 財団法人がん集学的治療研究財団 第30回一般研究助成
再発卵巣がんに対するゲムシタビン+イリノテカン併用療法 臨床第Ⅰ/Ⅱ相試験
楯真一
12. 亥鼻奨学会卒後・生涯教育助成金
教育セミナーの開催
長田久夫
13. 千葉大学 育児・介護との両立を促進するための研究支援助成
医師不足分野等教育指導推進のための研究
川野みどり
14. 教育改善を図る取組における教職員海外派遣支援プログラム
周産期医療における教育改善−若手産婦人科医師の養成を目指して−
長田久夫

特別講演・シンポジウム

1.
千葉婦人科腫瘍セミナー(5月8日 千葉)
講演「婦人科癌臨床試験の今後」
生水真紀夫
2.
第2回千葉県産婦人科臨床フォーラム(5月14日 千葉)
講演「当科における出生前超音波診断の現状」
尾本暁子
3.
第127回日本産科婦人科学会東北連合地方部会・学術講演会(6月7日 仙台)
講演「胞状奇胎−診断における問題点」
生水真紀夫
4. 千葉静脈血栓塞栓症学術講演会(6月10日 千葉)
講演「産婦人科周術期における静脈血栓症の現状と課題」
生水真紀夫
5. 市川市医師会産婦人科医会研修会(6月11日 千葉)
講演「胞状奇胎の診断」
生水真紀夫
6. 第10回千葉県周産期新生児研究会(6月20日 千葉)
講演「胎児診断(特に超音波診断について)」
尾本暁子
7. 平成21年度市民公開講座 千葉大学大学院医学研究院先端和漢診療学講座(6月21日 千葉)
講演「更年期障害との上手なつきあい方」
木原真紀
8. 第50回日本臨床細胞学会総会(6月27日 東京)
教育講演「ホルモンと婦人科腫瘍」
生水真紀夫

講演「ガイドラインにもとづいた閉経期女性のホルモン補充療法」
生水真紀夫
9. 平成21年度日本助産師会千葉県支部第3回研修会(10月3日 千葉)
講演「不妊症の現状−不妊治療に対する知識を深め保健指導に生かす−」
石川博士
10. 平成21年度日本産婦人科医会関東ブロック協議会(9月13日 長野)
シンポジウム「地域における産婦人科医療の提供を守るための取り組み」当科における若手医師確保のための取り組み-文部科学省「医師不足分野等教育指導推進事業」の実践-
長田久夫
11. 第118回日本産科婦人科学会関東連合地方部会(11月8日 東京)
シンポジウム「Reproducing産婦人科医  大学における産婦人科後期研修医(専攻医)養成コースの再生」
長田久夫
12. 第54回日本生殖医学会・学術講演会(11月22日−23日 金沢)
講演「アロマターゼ阻害剤」
生水真紀夫

教育講演「生殖生理とアロマターゼ」
生水真紀夫
13. 第14回日本生殖内分泌学会学術集会(11月28日 東京)
講演「アロマターゼの活性調節機序」
生水真紀夫

学会発表一般

1.
The 9th World Congress of A-PART (Apr 21 Geneva, Switzerland)
Use of letrozole in PCOS
Shozu M.
2.
American Society for Reproductive Medicine, 65th Annual Meeting (Oct 17-21 Atlanta, USA)
Estrogen and progesterone are concurrently required for uterine leiomyoma enlargement in a novel in vivo model.
Ishikawa H, Ishi K, Kakazu R, Bulun SE, Kurita T.
3.
3rd SGI International Summit (Nov 12-14 仙台)
Complicating preeclampsia predicts poor survival of the fetus in complete hydatidiform mole coexistent with twin fetus
Kihara M, Osada H, Usui H, Omoto A, Kawano M, Tsuruoka N, Tanaka H, Kanetani H, Matsui H, Iizuka Y, Shozu M.
4. 日本産科婦人科学会千葉地方部会 平成20年度冬季学術講演会 (1月31日 千葉)
千葉大学産婦人科における最近の胞状奇胎妊娠の取扱い−胞状奇胎の遺伝学的診断と続発症発症リスク−
碓井宏和, Baasanjav Batzorig, 木原真紀, 平敷好一郎, 加藤一喜, 楯真一, 三橋暁, 生水真紀夫

組織学的部分奇胎の60%はp57KIP2免疫染色により全奇胎と診断される
木原真紀, 碓井宏和, Baasanjav Batzorig, 長田久夫, 生水真紀夫
5. 第4回内分泌代謝談話会 (2月24日 院内)
多嚢胞性卵巣腫大を伴った性腺刺激ホルモン産生下垂体腫瘍の4例
金谷裕美, 木原真紀, 川野みどり, 碓井宏和, 生水真紀夫
6. 第21回千葉大学医学部産科婦人科学教室関連病院会臨床研究会 (3月6日 院内)
再発卵巣がんに対するgemcitabine単剤によるsalvage chemotherapyの有効性〜自主臨床試験:「再発卵巣がんに対するゲムシタビン+イリノテカン併用療法、臨床第Ⅰ/Ⅱ相試験」へ
楯真一, 加藤一喜, 木原真紀, 碓井宏和, 平敷好一郎, 三橋暁, 生水真紀夫

多嚢胞性卵巣腫大と排卵障害を呈したFSH産生下垂体腫瘍の症例報告
木原真紀, 金谷裕美, 川野みどり, 生水真紀夫
7. 第61回日本産科婦人科学会総会・学術講演会 (4月3日-5日 京都)
医学生・研修医を対象とした体験学習型セミナーの実施経験 産婦人科医師確保のための取り組みとして
長田久夫, 川野みどり, 金田佳子, 高木亜由美, 加藤一喜, 鶴岡信栄, 尾本暁子, 楯真一、生水真紀夫

雄核発生胞状奇胎および絨毛癌培養細胞におけるKvDMRのメチル化状態の解析
碓井宏和, 木原真紀, 中田恵美里, 鶴岡信栄, 加来博志, 平敷好一郎, 楯真一, 加藤一喜, 田中宏一, 三橋暁, 生水真紀夫

再発卵巣がんに対するgemcitabine単独によるsalvage chemotherapyの有用性
楯真一, 平敷好一郎, 加藤一喜, 金田佳子, 高木亜由美, 碓井宏和, 三橋暁, 生水真紀夫

Placental Mesenchymal Dysplasiaのp57KIP2免疫染色
木原真紀, 松井英雄, 碓井宏和, 金谷裕美, 川野みどり, 楯真一, 田中宏一, 長田久夫, 生水真紀夫

大学病院における"30分ルール"への挑戦
鶴岡信栄, 尾本暁子, 長田久夫, 生水真紀夫

子宮筋腫におけるアロマターゼ高発現には日米間で人種差があり、その転写は多様なプロモーターにより調節される
石川博士, 碓井宏和, 木原真紀, 可西直之, 井上正樹, 生水真紀夫

FSH産生下垂体腫瘍の内分泌学的診断
金谷裕美, 木原真紀, 川野みどり, 碓井宏和, 尾本暁子, 生水真紀夫, 山本憲子, 田巻勇次, 金子透子, 山地沙知, 伊澤美彦

子宮頚部円錐切除トレーナーの使用経験
金田佳子, 楯真一, 平敷好一郎, 碓井宏和, 加藤一喜, 木原真紀, 田中宏一, 尾本暁子, 高木亜由美, 三橋暁, 長田久夫, 生水真紀夫
8. 第5回千葉産婦人科腫瘍診断・治療・看護セミナー (5月27日 千葉)
明細胞腺癌と血栓症−周術期管理と化学療法の問題点−
碓井宏和, 植原貴史, 平敷好一郎, 加藤一喜, 楯真一, 三橋暁, 生水真紀夫

子宮内膜症性嚢胞より発生した明細胞腺癌の臨床的特徴
平敷好一郎, 植原貴史, 加藤一喜, 楯真一, 碓井宏和, 三橋暁, 生水真紀夫
9. 第140回日本生殖医学会関東地方部会 (6月13日 千葉)
重症免疫不全マウス腎被膜下移植法を用いた新しい子宮筋腫in vivo実験モデル
石川博士, 碓井宏和, 木原真紀, 川野みどり, 金谷裕美, 生水真紀夫
10. 第117回日本産科婦人科学会関東連合地方部会 (6月14日 東京)
妊娠高血圧症候群の病型分類における妥当性の検証
河原井麗正, 尾本暁子, 尾崎江都子, 鶴岡信栄, 田中宏一, 長田久夫, 生水真紀夫
11. 第50回日本臨床細胞学会総会 (6月26-28日 東京)
進行卵巣がんに対するIDS次期の決定における腹腔内リザーバーの有用性について
楯真一, 滝川紀子, 平敷好一郎, 碓井宏和, 三橋暁, 板倉朋恵, 大木昌二, 堀内文男, 中谷行雄, 生水真紀夫
12. 第46回日本婦人科腫瘍学会学術集会 (7月10-12日 新潟)
雄核発生2精子受精奇胎は1精子受精奇胎に比べて続発症リスクが高いか
碓井宏和, Batzorig Baasanjav, 木原真紀, 平敷好一郎, 加藤一喜, 楯真一, 三橋暁, 松井英雄, 生水真紀夫

化学療法により肉眼的に消失した卵巣がん播種病巣に腫瘍細胞が遺残しているか?
楯真一
, 加藤一喜, 平敷好一郎, 碓井宏和, 木原真紀, 山地沙知, 植原貴史, 三橋暁, 清川貴子, 中谷行雄, 生水真紀夫

子宮体部adenosarcoma with sarcomatous overgrowthの一例
平敷好一郎, 加藤一喜, 楯真一, 碓井宏和, 木原真紀, 三橋暁, 清川貴子, 中谷行雄, 生水真紀夫
13. 第45回日本周産期・新生児医学会 (7月12-14日 名古屋)
22q11.2 deletion症候群合併妊娠の1例
長田久夫, 尾本暁子, 尾崎江都子, 加来博志, 鶴岡信栄, 田中宏一, 生水真紀夫

癒着胎盤 前置・癒着胎盤への戦略 IABO(Intra-aortic balloon occlusion)による出血量低減の試み
尾本暁子, 尾崎江都子, 田中宏一, 鶴岡信栄, 長田久夫, 生水真紀夫

出生前羊水染色体検査にてcomplete trisomy 9と診断されたtrisomy 9 mosaicismの1例
田中宏一, 尾本暁子, 鶴岡信栄, 尾崎江都子, 加来博志, 長田久夫, 生水真紀夫

妊娠15週より超音波像を追えた胎児膀胱外反の一例
尾崎江都子, 尾本暁子, 鶴岡信栄, 田中宏一, 長田久夫, 生水真紀夫
14. 第21回千葉大学医学部産婦人科関連病院臨床研究会 (7月17日 千葉)
会陰模型(エインシュタイン)を用いた縫合実習の経験
長田久夫, 小澤達也, 川野みどり

当科における内視鏡手術の現状と問題点
石川博士, 金谷裕美, 川野みどり, 尾本暁子, 木原真紀, 生水真紀夫
15. 第33回日本遺伝カウンセリング学会 (7月22-24日 兵庫)
チーム医療に基づいた産科遺伝カウンセリング
長田久夫, 木原真紀, 尾崎江都子, 田中宏一, 鶴岡信栄, 尾本暁子, 難波江玲子, 石井拓磨, 宇津野恵美, 野村文夫

千葉大学病院における遺伝カウンセリングの現状−遺伝カウンセリング室から遺伝子診療部へ
野村文夫, 宇津野恵美, 石井拓磨, 長田久夫, 金井数明, 梅村啓史, 松下一之, 木原真紀, 西村基, 澤井摂, 浦尾充子, 難波江玲子, 葛田衣重, 大町和美, 峯尾アヤ, 有吉範高, 市川智彦, 羽田 明
16. 第5回 千葉内分泌・代謝談話会 (8月25日 院内)
GnRH receptor mutant (W206X)の機能解析と分子遺伝学的治療の可能性
生水真紀夫, 村上弘一, 石川博士, 木原真紀, 川野みどり, 金谷裕美
17. 第49回日本産科婦人科内視鏡学会 (9月3-5日 高知)
当科における中隔子宮に対する子宮鏡下中隔切除術の検討
石川博士, 金谷裕美, 川野みどり, 木原真紀, 生水真紀夫
18. 第27回絨毛性疾患研究会 (10月16日 東京)
ワークショップ(1)「妊娠早期胞状奇胎診断の問題点」
p57KIP2 免疫組織診断の意義
木原真紀, 碓井宏和, Baasanjav Batzorig, 田中宏一, 加来博志, 楯真一, 長田久夫, 生水真紀夫, 松井英雄

ワークショップ(2)「胞状奇胎後続発症診断の問題点」
Persistent low level hCG症例の取扱い
松井英雄, 碓井宏和, 木原真紀, 生水真紀夫

非絨毛癌群絨毛性腫瘍に対するメソトレキセート療法の検討 −薬剤選択・変更基準の設定−
碓井宏和, 松井英雄, Baasanjav Batzorig, 木原真紀, 植原貴史, 平敷好一郎, 加藤一喜, 楯真一, 三橋暁, 生水真紀夫

雄核発生2精子受精奇胎は1精子受精奇胎に比べて続発症リスクが高いか
Baasanjav Batzorig, 碓井宏和, 木原真紀, 植原貴史, 平敷好一郎, 加藤一喜, 楯真一, 三橋暁, 松井英雄, 生水真紀夫
19. 第47回日本癌治療学会学術集会 (10月22-24日 横浜)
初期卵巣がんにおける術前 CA 19-9 高値は予後因子となりうるか?
楯真一, 平敷好一郎, 加藤一喜, 植原貴史, 碓井宏和, 木原真紀, 山地沙知, 曽根国瑞,今泉あすか, 木嶋由理子, 宮西香里, 三橋暁, 生水真紀夫
20. 第48回日本臨床細胞学会秋期大会 (10月30-31日 福岡)
子宮体部混合型腺癌(類内膜腺癌,漿液性腺癌)の一例
平敷好一郎, 山地沙知, 植原貴史, 楯真一, 碓井宏和, 三橋暁, 堀内文男, 清川貴子, 中谷行雄, 生水真紀夫
21. フォーラム2009:衛生薬学・環境トキシコロジー (11月5-6日 沖縄)
出産前後の女性の血清ビスフェノールA測定と精神神経機能評価
須藤千尋, 松澤大輔, 中澤健, 米久保淳, 佐二木順子, 尾本暁子, 西脇哲二, 岩崎秀昭, 生水真紀夫, 天野恵子, 清水栄司
22. 第118回日本産科婦人科学会関東連合地方部会 (11月8日 東京)
アロマターゼ阻害剤投与が奏効した4期子宮癌肉腫の1例
宮西香里, 平敷好一郎, 加藤一喜, 楯真一, 碓井宏和, 三橋暁, 生水真紀夫

分娩中痙攣発作をおこした本態性血小板血症の1例
今泉あすか, 田中宏一, 鶴岡信栄, 尾本暁子, 長田久夫, 生水真紀夫

急速に敗血症性ショックに至った卵巣膿瘍の1例
松岡歩, 楯真一, 三橋暁, 碓井宏和, 木原真紀, 平敷好一郎, 鶴岡信栄, 山地沙知, 宮西香里, 小野亜希子, 長田久夫, 生水真紀夫
23. 第54回日本生殖医学会 (11月22日-23日 金沢)
当科で経験したWunderlich症候群3例の検討
石川博士, 川野みどり, 木原真紀, 金谷裕美, 生水真紀夫

ヒト3前核胚におけるFISHを用いた倍数性の評価 −ICSIによる3PN胚発生機序について−
丸山沙織, 青山直樹, 石川博士, 道倉康仁, 堀田美穂, 西美佐, 橋爪淳子, 北村修一, 加藤恵一, 竹原祐志, 加藤修, 生水真紀夫
24. 第14回日本生殖内分泌学会 (11月28日 東京)
子宮筋腫はプロゲステロン依存性腫瘍である:新しい動物実験モデルを使った検証から
石川博士, 金谷裕美, 川野みどり, 木原真紀, 生水真紀夫
25. 第1202回千葉医学会例会生殖機能病態学(産科婦人科)分科会 (12月5日 千葉)
産婦人科Webカンファレンス開設に向けて
長田久夫, 川野みどり

当科における絨毛性疾患の臨床と研究
碓井宏和, 木原真紀, Batzorig B, 加来博志, 植原貴史, 平敷好一郎, 加藤一喜, 楯真一, 三橋暁, 生水真紀夫

筋腫核出術を施行した筋層内筋腫分娩の1例
木嶋由理子, 川野みどり, 木原真紀, 石川博士, 生水真紀夫

癒着胎盤が疑われた4例−画像及び病理組織からの検討−
宮西香里, 尾本暁子, 田中宏一, 鶴岡信栄, 長田久夫, 生水真紀夫

ヒト3前核胚の発生由来と絨毛性疾患への関与の解析
丸山沙織, 生水真紀夫

臨床進行期Ⅰ期における卵巣明細胞腺癌の予後因子の検討
海野洋一, 伊澤美彦, 錦見恭子, 田中尚武, 真田道夫, 岩崎秀昭, 山本憲子, 松井英雄, 松本玲子, 佐久間有加, 遠藤信夫, 河原井麗正, 神山正明, 嘉藤貴子, 河田誠, 黒田香織, 大川玲子, 平敷好一郎, 楯真一, 生水真紀夫
26. 第60回遺伝子診療部症例検討会 (12月17日 院内)
周産期母性科と遺伝子診療部の連携状況−最近の症例から−
長田久夫, 宇津野恵美
27. 第11回千葉県周産期新生児研究会 (12月19日 千葉)
大学病院における30分ルールへの挑戦
鶴岡信栄

教育業績(2009年4月〜2010年3月)

2009.3.14 日本周産期・新生児医学会認定
新生児蘇生法(NCPR)「一次(B)コース」講習会 開催
2009.5.17 第3回産婦人科診療レベルアップセミナー 開催
胎児心拍数モニタリングの読み方?基礎から応用まで?
長田久夫
2009.6.22 婦人科周産期母性科説明会 開催(プラザ菜の花)
解説「きらり!当科の研修プログラム」
長田久夫
2009.8.15-16 ALSOプロバイダーコース in Chiba 2009 Summer 開催(プラザ菜の花)
長田久夫
2009.8.22-23 第4回千葉県周産期診療施設見学ツアーセミナー 開催
長田久夫
2009.9.26 第4回産婦人科診療レベルアップセミナー 開催
体験してみよう腹腔鏡と超音波技術
長田久夫
2009.9.26 産婦人科シニアレジデント説明会 開催
長田久夫
2009.1.16 第28回周産期モーニングセミナー
国試対策 長文問題
生水真紀夫
2009.1.30 第29回周産期モーニングセミナー
国試対策 Early-late-Varible
生水真紀夫
2009.1.23 第4回周産期ランチョンセミナー
ステロイドホルモンを愉しむ「生・飾・性・色」
生水真紀夫
2009.1.30 第5回周産期ランチョンセミナー
ステロイドホルモンを愉しむ「生・飾・性・色」
生水真紀夫
2009.9.14 平成21年度共通研修セミナー
産婦人科のプライマリケア
長田久夫

教室臨床統計(2009年1月1日〜12月31日)

外来数      

2005 2006 2007 2008 2009
婦人科    新患 1017 1025 1056 1144 992
  再来 12769 13054 14675 15033 15325
周産期母性科 新患 575 532 729 810 728

再来 2522 2087 4818 6834 7359

入院延べ数      

2005 2006 2007 2008 2009
婦人科     10849 9948 10562 10187 10095
周産期母性科   5306 5108 7451 8417 7712

16155 15056 18013 18604 17807

手術療法の内容      

2005 2006 2007 2008 2009
子宮悪性腫瘍手術     56 57 64 56
単純子宮全摘 24 39 39 38
広汎子宮全摘 16 11 14 19 15
準広汎子宮全摘 5 4 6 3
円錐切除 45 45 68 64 66
外陰悪性腫瘍手術 1 0 1 2 2
卵巣癌手術 25 23 39 37 25
その他悪性腫瘍手術 7 0 3 1
単純子宮全摘術 (良性) 23 46 23 17 13
付属器手術 開腹 32 16 25 21 26
腹腔鏡 10 18 47 17 23
 (うち妊娠中) (3) (4) (4)
子宮外妊娠手術 開腹 5 3 3 7 3
腹腔鏡 4 13 11 16 13
子宮筋腫核出 開腹 2 1 8 6 7
腹腔鏡(補助) 0 19 10 6 4
子宮鏡下 4 7 2 5
膣式(全身麻酔下) 2 0 1
子宮奇形等 2 1 5 3 5
膣式手術 2 12 8 1 9
子宮鏡下手術(筋腫以外) 0 4 4 2 2
帝王切開術 86 97 141 201 179
Cesarean hysterectomy 2 2 2 3 3
頚管縫縮術 0 2 2 6 1
その他 5 3 4 6

298 362 466 482 450

子宮頚部がん登録数      

2005 2006 2007 2008 2009
臨床進行期         
  0期 (CIN III) 22 33 48 48 38
  Ia1期 4 5 4 5 8
  Ia2期 0 0 1 0 0
  Ia亜分類不明 1 0 1 0 0
  Ib1期 13 11 2 8 8
  Ib2期 3 1 8 3 2
  IIa期 5 0 3 6 8
  IIb期 5 4 11 11 13
  IIIa期 0 0 1 4 0
  IIIb期 4 4 6 10 6
  IVa期 1 1 0 1 3
  IVb期  5 2 5 2 6
  63 61 90 98 92

子宮頸部癌組織型(進行癌)

2005 2006 2007 2008 2009
扁平上皮癌 26 23 29 35 35
腺癌 9 5 10 6 8
腺・扁平上皮癌 2 0 2 2 7
小細胞癌・カルチノイド 2 0 1 3 4
その他 2 0 0 1 0

進行子宮頸部癌治療    

2005 2006 2007 2008 2009
円錐切除のみ 3 4 4 3 5
単摘 0 0 1 1 4
広汎*or準広汎*(+術後照射** 17(8) 11(4) 13(8) 16(4) 16(9)
放射線治療*** 20 13 20 28 29
neoadjuvant chemotherapy 4 1 4 2 6
* 骨盤内リンパ節郭清を含む
** cisplatin 併用concurrent chemoradiaion
*** ±cisplatin

子宮体部がん登録数      

2005 2006 2007 2008 2009
手術進行期         
  Ia期 3 5 12 10 7
  Ib期 1 10 11 12 7
  Ic期 2 1 2 4 8
  IIa期 0 1 4 0 1
  IIb期 1 1 4 0 1
  IIIa期 9 5 2 3 6
  IIIb期 0 1 0 0 0
  IIIc期 0 2 4 7 5
  IVa期 0 0 0 0 0
  IVb期  2 0 7 5 2
臨床進行期
  I期 1 3 1 0 3
  II期 0 0 0 0 0
  III期 0 0 0 1 0
  IV期 0 2 0 2 1
 計   19 31 47 44 42

子宮体部がん組織型      

2005 2006 2007 2008 2009
類内膜腺癌 G1 11 13 26 18 23
類内膜腺癌 G2 1 2 5 3 4
類内膜腺癌 G3 0 2 5 3 1
漿液性腺癌 5 4 4 5 2
粘液性腺癌 0 0 1 0 0
明細胞腺癌 0 2 1 3 2
その他 1 1 2 7 5
癌肉腫 1 4 4 2 5
肉腫 0 3 1 2 0

子宮体部癌治療      

2005 2006 2007 2008 2009
ホルモン治療* 1 0 1 6 5
 子宮悪性腫瘍手術**  18 25 42 40 40
   (+リンパ節廓清) 16 21 36 32 27
  骨盤内リンパ節まで 15 16 29 19 22
  傍大動脈節まで 1 5 7 13 5
    N0 18
    N1 3
   (+術後化学療法) 9 8 11 15 13
  (+術前化学療法) 2 1 3 4 0
  放射線治療 0 0 1 1 0
* 0期を含む
** 準広汎、広汎を含む

卵巣がん登録数      

2005 2006 2007 2008 2009
進行期         
  Ia期 6 5 11 13 5
  Ib期 0 0 1 0 1
  Ic期 6 8 12 11 7
  IIa期 0 0 0 0 0
  IIb期 0 1 0 0 0
  IIc期 0 2 2 3 3
  IIIa期 0 0 0 1 2
  IIIb期 0 0 0 1 0
  IIIc期 6 5 13 6 9
  IV期 3 4 0 4 1
  x期  1 2 5 2 0
  22 29 44 41 32

卵巣がん組織型      

2005 2006 2007 2008 2009
境界悪性腫瘍 5 2 9 9 4
漿液性腺癌 8 2 10 5 9
粘液性腺癌 1 4 3 4 1
明細胞腺癌 2 7 9 11 5
類内膜腺癌 2 4 1 5 3
腹膜癌 1 0 2 0 2
胚細胞性腫瘍 0 0 2 0 1
転移性卵巣癌 0 2 5 1 2
顆粒膜細胞腫 0 0 1 0 0
卵管癌 0 0 1 0 0
その他 3 8 1 7 5
22 29 44 42 32

卵巣がん手術      

2005 2006 2007 2008 2009
早期癌 stage I, II 7 14 26 27 12
基本術式  5 9 20 22 3
基本術式+骨盤、傍大動脈リンパ節郭清  2 5 5 5 9
その他 1
進行癌 stage III, IV, V 8 15 13 10 13
  no debulking surgery 2 5 1 5 3
  primary debulking 1 6
  (optimal surgery) (0) (0) (2) (6) (5)
  (suboptimal surgery) (0) (2) (6) (0) (1)
  interval debulking 6 3 4 2 7
  (optimal surgery) (5) (2) (4) (2) (7)
  (suboptimal surgery) (1) (1) (1) (0) (0)
  (基本術式+骨盤、
傍大動脈リンパ節郭清)
(3) (1) (3) (1) (6)
  (直腸合併切除) (3) (0) (2) (1) (6)

子宮がん健診(ちば県民保健予防財団)

2005 2006 2007 2008 2009
総検診数    
 頸部 98,328 89,657 93,030 80,449 91,088
 体部  848 668 575 220 129
要精検数(率)
 頸部 522(0.53%) 541(0.60%) 609(0.65%) 640(0.8%) 894(0.98%)
  体部 17(2.00%) 15(2.25%) 6(1.04%) 1(0.45%) 4(3.1%)
がん発見数(率)
 頸部上皮内癌 13(0.013%) 5(0.006%) 8(0.009%) 9(0.1%)
 子宮頸部癌 14(0.012%) 27(0.03%) 18(0.019%) 17(0.019%)
 子宮体部癌 9(1.06%) 7(1.05%) 4(0.7%) 3(1.36%)
 卵巣癌 1(0.12%)

絨毛性疾患外来

2005 2006 2007 2008 2009
新患 27 25 31 35 38
  胞状奇胎妊娠(当院でD&C) 13 8 12 12 15
  胞状奇胎後(前医でD&C) 13 11 12 17 14
  侵入奇胎 1 5 6 3 4
  絨毛癌 0 1 1 3 3
  PSTT 0 0 0 0 2
(胞状奇胎) 13 8 12 12 15
胞状奇胎除去術(D&C) 13 8 11 12 15
単純子宮全摘術 0 0 1 0 0
肉眼診断  全胞状奇胎 11 7 9 12 11
  部分胞状奇胎 1 1 3 0 4
  顕微鏡的奇胎 1 0 0 0 0
DNA 診断  雄核発生一精子受精(全胞状奇胎) 7 9 8
  雄核発生二精子受精(全胞状奇胎) 1 1 3
  三倍体(部分胞状奇胎)     1 0 3
(治療例) 6 6 11 11 12
  奇胎後hCG存続症 2 0 2 0 2
  侵入奇胎 4 5 7 7 6
  絨毛癌 2 3 3 5 4
胎児共存全奇胎 1 0 0 1 1
placental mesenchymal dysplasia 0 0 1 0 0

不妊外来      

2005 2006 2007 2008 2009
新患数 32 40 38 37 12
体外受精  
  患者総数 9 12 8 5 6
  採卵総回数 15 19 8 8 8
  移植総回数 13 13 5 6 9
  妊娠数 4 6 1 2 1
  流産数 2 3 0 1 0
人工受精(AIH)
  患者総数 17 13 18 5 6
  治療周期 40 45 52 16 8
  妊娠数 4 4 1 0 0
排卵誘発のみ
  患者総数 6 10 12 8 16
  治療周期 14 26 29 30 55
  妊娠数 0 2 4 1 2

生殖内分泌外来      

2005 2006 2007 2008 2009
新患数 68 163 259 227 216
うち、 原発性無月経 2 3 5 3 6
  ミューラー管異常 2 3 5 8 5
  続発性無月経 15 32 19 22 31
  子宮内膜症 18 14 52 41 50
  多嚢胞性卵巣症候群 12 2 10 6 8

産科統計      

2005 2006 2007 2008 2009
産科入院数 588 588 807 1062 845
新生児入院* 101 120 183 242 129
出産数 368 390 482 582 571
母体搬送受け入れ数 29 64 71 83 79
母体偶発合併症 148 160 190 267 187
産科合併症 186 115 146 261 281
胎児異常症例 50 67 86 151 185
帝王切開数 78 97 141 201 179
低出生体重児 53 63 94 129 116
極低出生体重児 4 5 12 5 17
2009.7.17まで
(以後小児科で)
*(高ビリルビン血症、小児科/小児外科入院、他院搬送を除く)


周産期死亡      

2005 2006 2007 2008 2009
早期(率) 1(2.71) 1(2.59) 2(4.10) 2(3.53) 3(5.25)
死産(率/1000) 2(54.3) 2(51.0) 15(31.1) 17(29.2) 29(50.7)
周産期死亡(率/1000) 10(27.1) 6(15.5) 12(25.1) 7(12.2) 13(23.5)

妊娠高血圧症候群      

2005 2006 2007 2008 2009
子癇 2 4 3 2 1
重症 8 19 12 41 9

分娩      

2005 2006 2007 2008 2009
分娩数   368 390 482 582 571
死産   20 20 15 17 28
早産 (<37週) 21 44 60 89 80
  (<28週) 0 2 4 2 2
骨盤位   9 10 32 35 31
多胎   6 9 10 19 11
初産   263 190 249 292 306
経産   105 200 227 290 277

分娩年齢      

2005 2006 2007 2008 2009
  - 20 4 3 5 5 6
20 - 24 29 36 37 47 4
25 - 29 90 78 116 99 119
30 - 34 134 148 159 221 174
35 - 39 85 96 128 162 161
40 - 19 29 31 48 58

分娩時期      

2005 2006 2007 2008 2009
早産 21 44 60 91 82
正期産 347 330 415 479 460
過期産 0 1 2 0 0

分娩様式      

2005 2006 2007 2008 2009
自然分娩 235 244 127 223 320
帝王切開 78 97 141 201 179
吸引分娩 25 28 43 34 44
鉗子分娩 5 6 0 0 0
誘発分娩 25 82 125 152 172
和痛分娩 6 7 9 14 9
VBAC 14 9 15 19 13

帝王切開と適応      

2005 2006 2007 2008 2009
帝王切開数   86 97 141 201 179
帝王切開率   23.4 25.7 31.3 34.5 31.3
適応  
  帝王切開既往 26 32 28 69 55
  子宮筋腫術後 3 3 7 4 7
  前置胎盤 9 12 15 17 17
  常位胎盤早期剥離 1 3 6 2 8
  子宮筋腫 4 2 2 1 3
  骨盤位 6 10 16 21 16
  双胎 5 4 9 15 9
  妊娠高血圧症候群 2 4 7 15 8
  母体合併症       10 8 7 5 10
  早産          0 1 1 0 0
  胎児合併症       7 2 10 11 10
  胎児ジストレス 2 3 10 14 15
  分娩停止        11 13 20 27 21


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