千葉大学法医学教室では、外表からの検案では死因がわからない場合や体の内部のより詳しいことを知りたい場合などに、CT検査を行い、より正確に死因決定ができるようお手伝いをしています。
CT検査とは、体の周りの多方向からX線をあて、体の各部位のX線の通しやすさをコンピューターで数値化することによって、体の輪切り写真を作り、体の内部を精密に調べる検査です。ご遺体に傷がつくことはありません。
CT検査では、体の内部に出血があるかどうか(脳出血や、胸やお腹の中の出血など)や、異物があるかどうかなどがわかります。一方、体に大きな変化の残らない病気(不整脈など)は、CT検査を行っても診断できない場合があります。 従来の触診・視診等のみによる診断では、殆ど全ての例で確定診断することは困難と考えられますが、CT検査で死因が確定的に判断できる症例は、3〜4割程度に増加すると考えられます。
※異状死に該当する場合は、医師法に基づき所轄警察署に届出を行います。
千葉大学大学院医学研究院 法医学教室(担当:早川・武市・岩瀬) 〒260-8670 千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-1TEL: 043-226-2078 FAX: 043-226-2079
▲ページのトップへ