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新学術領域「幹細胞老化と疾患」国際活動支援 派遣報告

訪問者:熊本大学国際先端医学研究拠点施設 滝澤 仁
訪問先:スイス チューリッヒ大学病院血液内科
期 間:2月1-5日(5日間)
目 的:訪問者 滝澤が本領域で推進する「炎症性因子による造血幹細胞老化のメカニズム」の
    共同研究者との情報交換及び実験を行うため
この度は、本学術領域の国際活動支援をいただきまして、スイス・チューリッヒ大学病院・血液内科のディレクターであるMarkus G Manz教授と基礎研究部門のCesar Nombela-Arrieta准教授を訪問させていただきました。Markus G. Manz教授は、私のスイス滞在期間のメンターであり、次世代ヒト化マウスの作製や樹状細胞の前駆細胞同定、近年では正常及び悪性造血幹細胞、顆粒球分化など造血・免疫の発生・分化を研究されています。一方、Cèsar Nombela-Arrieta准教授は、3次元組織イメージングをいち早く取り入れ、造血ニッチの研究をされています。
今回の訪問では、かつて私の指導していた博士学生で、現在Markus G Manz教授のグループで博士研究員となりました、Larisa V. Kovtonyuk博士とともに、以前に準備した実験の解析を行ったり、Markus G Manz教授とのディスカッションで今後の共同研究の継続と方針を話しあったりしました。また、Cèsar Nombela-Arrieta准教授のもつ3次元組織イメージング技術を本研究に活用するために、一緒に実験を行い、実験技術を習得致しました。
実験を行いながらの5日間の訪問は、タイトなスケジュールであったものの、活発な意見交換、実験データの収集、実験技術の技術など収穫の多い訪問でした。今回の国際活動を通じて国際共同研究を活性化し、本領域の目指す幹細胞老化のメカニズム解明に貢献できるよう本研究をより一層推進していきたいと思います。
新学術領域「幹細胞老化と疾患」国際活動支援 派遣報告 新学術領域「幹細胞老化と疾患」国際活動支援 派遣報告
写真左:チューリッヒ湖の夜明け  写真右:Cèsar Nombela-Arrieta准教授と訪問者