千葉大学 メンタル・サポート医療人とプロの連携養成 Mental Health Excelsior Program/文部科学省 課題解決型高度医療人材養成プログラム(精神関連領域)


  (2018~2022年度)
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メンタルサポート医療人 養成コース募集中
メンタルプロフェッショナル 養成コース募集中

ご挨拶

清水 栄司

 認知行動療法とは、自分の「感情(気分)」や「考え方(認知)」や「行動」の病気になりやすい悪循環のパターンにおちいっていることを 発見するのを、本人の立場にたってセラピストがお手伝いし、「考え方(認知)」や「行動」を変えてみることによって、「感情(気分)」の 問題の解決を目指す、セラピストとともに行う精神療法・心理療法です。
薬物療法に勝るとも劣らない効果を持ち、従来型の支持的精神療法よりも優れた効果を持っています。
そのため、不眠症、うつ病、不安症、強迫症、過食症などの多くの疾患で、治療の第一選択とされています。

 一般日常診療の場で遭遇する軽症の不眠、不安、うつ、認知症、依存症等を持つ患者および家族が向精神薬依存にならないよう、医師、歯科医師、 看護師、薬剤師、コメディカル等がセルフヘルプをガイドする月1回30分計6回の簡易(低強度)認知行動療法的アプローチによる相談支援を行う メンタルサポート医療人(メンサポ:英国でのPsychological Wellbeing Practitionerに該当)養成をオンライン授業やネット教材を活用して行います。
同時に、精神科医が統合失調症や双極性障害等の難治性精神疾患や司法精神保健、ギャンブル依存に対して生物ー心理ー社会的観点からの適切な 診断と薬物治療を提供できるメンタルプロフェッショナル(メンプロ)養成を行います。
一般医療者と精神科医が共に学ぶ症例検討会を演習として行い、うつ不安尺度のデータを基にした軽症者と重症者の相互紹介ネットワークモデルを 推進し、全国に普及させたいと考えています。

お知らせ

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