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1-8-1 Inohana Chuoku, Chiba, 260-8670, Japan

千葉市コホート 柏市コホート 情報公開

  •  千葉大学公衆衛生学教室では、糖尿病、高血圧、脂質代謝異常などの生活習慣病発生に関わる要因を特定するための2つのコホート研究を行っております。研究の背景、目的、データの取り扱いなどについてここに情報を公開します。

    研究の背景

     近年、肥満の増加に伴い、糖尿病、脂質代謝異常、高血圧などの生活習慣病罹患者が増加しています。この事態をうけて、我が国では2008年度から厚生労働省の指揮の下、メタボリックシンドロームに注目した「特定健康診査および特定保健指導」がスタートしました。この健康診査は、主に糖尿病、脂質代謝異常、高血圧の発生が重積することによって起こる心血管疾患、脳血管疾患の予防を主な目的としています。一方,生活習慣病に関する横断的な疫学調査は数多く行われていますが、糖尿病、脂質代謝異常などのリスクの発生を縦断的に追跡した調査は数少ないのが現状です。

    研究の目的

     基本健診データを二次的に利用して、糖尿病などの生活習慣発生の要因を特定することを目的とします。また、千葉市コホート、柏市コホートという二つの独立したコホートで仮説を検証することにより、仮説の採択(もしくは棄却)の再現性を評価できます。

    各コホートの特徴

    千葉市コホート

     1994年から2005年に行われた千葉市基本健診データを利用してコホートを構築します。縦断研究計画では、1994年の基本健診データをベースとしてコホート集団を特定し、1995年から2005年の基本健診データから新規の生活習慣病(糖尿病、脂質代謝異常、高血圧)の発生を特定し、生活習慣病に関わる要因を探索します。千葉市では年間約10万人の方が基本健診を受診されており、大規模なコホートの構築が可能です。また、近年追加された質問紙表の項目(運動習慣、歯磨き習慣など)と生活習慣病の関連は横断的なアプローチで解析を行います。

    柏市コホート

     2002年から2006年に行われた柏市基本健診データを利用してコホートを構築します。縦断的研究計画では、2002年の基本健診データをベースラインとしコホートを特定し、2003年から2006年の基本健診データを用いて新規の生活習慣病の発生を特定し、生活習慣病に関わる要因を探索します。柏市では年間約3万人の方が基本健診を受診されており、その半数以上が5年間、毎回健診を受診されています。柏市の基本健診はリピーターが多いのが特徴であり、縦断研究に適した集団と考えられます。

    データの取り扱い(千葉市コホート、柏市コホート共通)

     過去に蓄積されている基本健診データは、住所、氏名、生年月日、電場番号などの個人情報をすべて排除し、この研究のために新たな識別番号が付され、対応表は破棄された状態(連結不可能匿名化した状態)で提供されます。よって、研究者が個人を特定することはできません。本研究で使用した情報が外部に漏れることのないように厳重に管理し、研究成果の発表にあたっては、個人のデータは一切公表しません。

千葉大学大学院 公衆衛生学

〒260-8670
千葉市中央区亥鼻 1-8-1

TEL: 043-226-2069
FAX: 043-226-2070
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