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連携施設泌尿器科 国立病院機構 千葉医療センター

国立病院機構 千葉医療センター の紹介

当院のココがスゴイ!!
人生の節目となる1年をおくれる(かも)


病院


2022年度外来スタッフ一同


平成9年卒の一色 真造です。 当院赴任して16年目を迎えていますので、当院紹介の筆を執らせていただきました。

当院は千葉駅近くの千葉市医療圏の2次救急病院です。 大日本帝国陸軍病院時代以来の歴史があり、泌尿器科も故石川 夫先生(昭和34年卒)が初代部長として昭和43年に赴任して以来、現在まで50年以上にわたり泌尿器専門医療(悪性疾患、良性疾患問わず)を提供し続けています。 先輩方の丁寧な診療にて患者からの信頼も高く、20年以上経過の悪性疾患の方、また医療関係者(当然医師も含む)の診療も珍しくありません。 また当院では緩和ケア科、緩和ケア病棟を有しており癌患者の一貫した診療、診断、積極的治療および再発、緩和ケア、看取りまでを自院で経験することが多くあります。

泌尿器科は、常勤医2名(定員は3名)です。 医局の方針にて、ここ数年自分と初期研修を終了直後の若手との組み合わせになっております。 手術も外来も専門研修開始直後の方には、はじめは助手として参加してもらっています。 しかし症例を十分経験できるからでしょうか、1年後には、自分の外来で初診から診断、術前準備を済ませ、腹腔鏡腎摘や開腹前立腺全摘、回腸導管の執刀をというところまで辿り着いていました。 また経尿道手術に関しては、外来は当然のことですが、膀胱、前立腺ともに単独で(手術室医師1人という意味です)完遂できるところまできてました。 病棟業務も基本すべて引き受けてもらっていますが、若手の先生には働きやすい職場のようです。

コロナ禍で病棟改変があり現在某科との混合病棟なのですが相手科の高齢化が著しく、医師10人以上所属する病棟なのに四捨五入30歳の医師は当科のみという状況にて、厚遇されるようです。 やはり同年代のほうが話しかけやすいでしょうし、それゆえ一度信頼関係を構築すると病棟業務、雑務に手厚いサポートを受けられるようです。 当然きちんとその後のケアを怠ってはいないからそのサポートがあるのでしょう。 どのようなケアをしているかは全く知りませんが。 ちなみに自分はそのおこぼれをもらっていると感じることが年数回ある程度です。 さらに最近知ったのですが、病棟のみならず手術室にまでこの輪を広げてくれていました。 当科では腎ろうや尿管ステントもすべて手術室で行うこととしていますので、どうしても時間外や臨時の申し込みが多くなるので信頼関係は重要なのですが、いつのまにかしっかりと楔をすでに打ち込んでいたことに気が付きました。 そのためかどうかはしりませんが麻酔科を含めて手術室全体が当科に対しては好意的に接してくれています。

脱線したので話を戻しますが、他に当科特徴的な事といえば若手先生のいろいろな意味でのキャリアアップの場となっていることです。 病院の規模としては一般病床400床の病院で、常勤2人の同門の中で特に目立った病院ではないですが、ここ12年で11人の若手先生が当科で初期または専門1-2年目研修をうけています。 当初あまり泌尿器科に興味がなかったという初期研修医が最終的に泌尿器科を選択するということも多くあり、そしてほぼ全員が千葉大学泌尿器科を医局として選んでくれています。(これは当院がall千葉大の病院なので妥当か?)

そしてなにより驚かされるのはその11人のうち6人(>50%!)が人生の伴侶となる人を当院で見つけられております。 現在まで再び独り身になったという話は聞いていない(あったらごめんなさい)ので、落ち着いた私生活を基盤とし皆様現在各所でご活躍されているものと推測しています。 指導者は特に意識していませんが、当科は、仕事のみならず生きていく上に必要不可欠な社会?生活?経験もできる場を提供していると確信しています。 これからも多くの医局の先生達と共に働けること、そして幸せになっていただくことを楽しみにしています。

手術件数、詳細につきましては同門会誌や当院HPをご覧下さい。

文責:一色 真造


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