入局・研修をご希望の方 専用サイト|千葉大学大学院医学研究院 泌尿器科学・千葉大学医学部附属病院 泌尿器科 一般の方向け 当教室HPへ 見学・研修 随時受付中!

Top > 連携施設泌尿器科 一覧 > 横浜労災病院

連携施設泌尿器科 横浜労災病院

横浜労災病院 の紹介

当院のココがスゴイ!!
豊富な手術件数と多岐にわたる症例経験で
成長を実感!部活動で運動不足も解消!



病院外観


2022年度スタッフ(写真には写っておりませんがもう1名いらっしゃいます)


横浜労災病院泌尿器科、専攻医の桂蒼太と申します。 今回当院の紹介をさせていただきます。

横浜労災病院は神奈川県横浜市港北区に位置し、病床数650床を有する横浜市北東部地域の中核病院です。 泌尿器科は部長の永田先生以下、9名体制で日々診療を行っており、関連病院の中でも有数のマンパワーのある病院です。 若手は専攻医1.2.3年目が所属しており日々切磋琢磨しながら仕事をしております。

当院泌尿器科の特徴としては、なんといっても経験できる症例数の多さではないでしょうか。

手術日は月曜日から金曜日の毎日(火・水・木曜日は2列)で、ダビンチ手術は週4-5件、前立腺生検も含めると週30件近くの手術を行っております。

手術の内訳ですが、ダビンチ手術ではRARC、RARP、RAPNに加え、ロボット支援下腎盂形成術や昨年度からはロボット支援下仙骨膣固定術も積極的に行っております。 その他一般的な腹腔鏡手術の他にも、内視鏡手術はTUR-Btや前立腺肥大症に対してHoLEP、TUR-P、尿路結石に対してTUL、PNL、TUCLなど良性疾患も数多く扱っています。 また高位精巣手術、陰嚢水腫根治術、包茎手術、精索静脈瘤手術、精巣摘出術などの小手術も行っております。

当院の代謝内分泌科は副腎疾患において日本有数の診療実績があります。 そのため手術適応のある原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫などの副腎症例が代謝内科から数多く紹介があり、副腎手術の症例数が多いのも特徴です。 当院では従来の副腎静脈採血(AVS)より精度の高い診断を可能とする超選択的副腎静脈採血(SS-AVS)に基づく診断で副腎の腫瘍部のみを切除し正常副腎の一部を温存する副腎部分切除術も積極的に行っております。 ダビンチ手術の適応拡大に伴い、症例数が少なくなりつつある腹腔鏡手術を若手のうちから数多く経験できるのも当院の魅力の一つです。

日々これだけの手術件数をこなしていると術後のフォロー患者が増え、外来の負担が大きくなりがちですが、当院泌尿器科では積極的に病診連携を行っており、術後安定した患者さん、PSAフォローや内服治療のみでの経過観察中の患者さんについては近隣の泌尿器科開業医にご紹介させていただいております。 このスムーズな病診連携は当院と近隣の開業医の先生方が長年築き上げてきた信頼関係の証と考えております。

横浜労災病院は大学から距離的に離れていることもあり、千葉在住の先生方には馴染みの薄い病院かもしれません。 最寄駅は新幹線が停車する新横浜駅で、東京駅まで17分、横浜駅までは地下鉄で11分と抜群のアクセスを誇ります。 病院の真横にはJリーグの試合が行われる日産スタジアム、そして近くには多くのライブやコンサートが開催される横浜アリーナがあり、プライベートの時間も満喫できる環境があります。

余談になりますが横労泌尿器科名物の課外活動について少し紹介させていただきます。

ランニング部:週1回月曜日、業務終了後に活動。 病院前の川沿いを往復10kmランニング。 走ることや体力に自信がない人は半分の5kmに短縮も可能で各々のペースで走ります。

筋トレ部:週2回火・金曜日、業務後に院内のESWL室で活動。 横労泌尿器科最大勢力の部活。 泌尿器科をローテートしている初期研修医の先生も参加し、多いときには8名ほどでやることも。 スマホのアプリを使い1セット7分間のメニューを3セット行います。 メニュー内容は腕立て、腹筋、プランク、空気椅子など自重でできる12種です。 一つ一つの種目の運動強度は高くありませんが全力でやるとかなりの高負荷のトレーニングになります。 最後に懸垂マシーンで自分ができる限界の懸垂の回数×3セット行いトレーニングは終了です。

水泳部:週1回木曜日、業務終了後に近隣の市民プールで活動。 種目は主にクロール(自由形)でキック600m、プル(腕のみ)600m、スイム600m。その他インターバルトレーニングなどメニューはその日によって変わりますが2000-3000mほど泳ぎます。

どの部活も活動日が被っていないため兼部はもちろん大歓迎です。 日頃の運動不足解消のため、マッチョになるため、ダイエットのためなど部活に参加する理由は皆様々です。 現に20kg近くの減量に成功された先生もいらっしゃいます(運動よりも食生活の改善のほうが減量に寄与しているとも噂されていますが…。)

仕事後の運動は時に疲れた体に応えますが、心地いい疲労感と筋肉痛はとても良い気分転換となります。 共に汗を流しながら行う運動は他の先生方と他愛のない会話を交わす良いコミュニケーション場にもなっており、診療に関する悩みや疑問を気軽に相談できる雰囲気作りに一翼を担っています。

私自身、当院に赴任し2年目となりましたが上級医の先生方のご指導のもと、手術、外来、病棟業務など忙しくも充実した毎日を過ごさせていただいております。 手術の勉強をしたい、多くの症例を経験したいと思っている若手の先生にとって当院はとても魅力的な病院だと思います。

以上、横浜労災病院の紹介とさせていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。



文責:桂 蒼太


横浜労災病院 ホームページへ

このページの先頭へ ▲