臨床研究

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早期糖代謝異常が動脈硬化に及ぼす影響に関する年代別検討

2016/05/31

研究課題名 早期糖代謝異常が動脈硬化に及ぼす影響に関する年代別検討

本研究は、千葉大学大学院医学研究院倫理審査委員会及びちば県民保健予防財団疫学・臨床倫理審査委員会の審査により承認を得て行っている研究です。

平成22年4月から平成31年3月までの間に節目健診を受診した千葉県職員を対象に、健診の結果に基づき、糖代謝異常と動脈硬化指標である動脈脈波伝播速度との関連を後ろ向きに評価し、その推移を年代ごとに検討することを目的として実施します。研究期間は平成31年3月31日までの予定です。

この研究により糖代謝異常による大血管障害が従来の認識よりも早期から生じると判明すれば、より早期からの積極的な介入の有用性が明らかになります。心血管病の背景となる糖代謝異常に対する認識を変え、予防介入の時期・方法における新たなスタンダードを作り得る可能性や課題が明らかになることが期待されます。

本研究における個人情報等の扱いは以下のとおりです。

  1. 本研究は節目健診結果のみを収集する疫学研究であり、本研究のために人体資料の採取は行いません。
  2. 受診者の皆様の個人情報を削除し、個人が全く分からない状態で千葉県庁健康管理センター及び千葉大学大学院医学研究院 循環器内科学研究室にてデータの分析を行います。
  3. 研究の成果は学会や学術雑誌等で公表する予定ですが、個人を特定できる情報を公表することはありません。
  4. 本研究の主任研究者及び分担研究者は、本研究に関する利益相反はありません。

本研究は、節目健診受診時に健診結果を学術研究に使用することについてご同意いただいた方について、誰のデータか分からない形で委託元より提供を受けて実施します。ご自身のデータが利用されることについてご同意いただけない場合は、平成31年3月31日(データ収集から解析を含む期間)までにお申し出ください。お申し出のあった場合は、委託元に連絡し、あなたのデータを削除した後に、本学にご提供いただきます。

本研究にご自身のデータが利用されることについてご同意いただけない場合や、本研究についてのお問い合わせにつきましては、下記までご連絡ください。


文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。

研究実施機関

千葉大学大学院医学研究院 循環器内科学、ちば県民保健予防財団(本研究は多施設共同研究です)

本件のお問合せ先

千葉大学大学院医学研究院 循環器内科学
医師 中込 敦士
TEL:043(222)7171 内線 5264