診療科紹介

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膵臓グループ

メンバー

三方林太郎 助教
安井 伸 助教
日下部裕子 大学院生兼医員
林 雅博 大学院生兼医員
妹尾純一 大学院生兼医員
大和睦実 大学院生兼医員

臨床

1.膵癌

 ご紹介していただいた方は、超音波内視鏡下の吸引細胞診で速やかに診断を行うとともに、CT, MRI,PETなどで病変の広がりをみて、手術の可能性があれば肝胆膵外科へご紹介、放射線治療の適応があれば、放射線科あるいは重粒子医科学センター病院へのご紹介を行っています。いずれにも当てはまらない場合は当科で入院、外来にてゲムシタビン、エスワン、エルロチニブなどによる全身化学療法を行うと同時に、多施設臨床試験にも積極的に参加し、新規治療も行っています。そのほか、腫瘍によって胆管、十二指腸狭窄がみられる方には内視鏡を使ってステント挿入を行っています。食欲不振や痛みなどがみられる方は麻酔・疼痛・緩和医療科と連携し積極的に症状緩和を行っています。

2.膵嚢胞性腫瘍(膵管内乳頭状粘液腫瘍など)

 比較的多くの症例を診療しており、超音波内視鏡や膵液細胞診により手術適応の診断を行っています。

3.炎症性膵疾患(慢性膵炎、膵石症、膵仮性嚢胞、自己免疫性膵炎など)

 慢性膵炎には生活指導や栄養療法を行っています。膵石症の方で治療適応のある方には体外衝撃波による破砕や、レーザーによる破砕を行い、内視鏡を併用することで症状緩和が得られています。急性膵炎後の膵仮性嚢胞には内視鏡的嚢胞ドレナージ術を行っており、最近は感染性膵壊死に対して内視鏡的ネクロゼクトミー(壊死物質除去術)も積極的に行っています。自己免疫性膵炎に対してはステロイド治療を行っています。

研究

1.膵癌

 膵臓がんのマウスモデルを使って新規薬物療法の探索や、膵臓がんの発がんメカニズムの詳細な解析を行っています。

2.膵嚢胞性腫瘍

 経鼻膵管ドレナージ法により膵液細胞診を行い正診率を上げる工夫を行っています。また、造影超音波内視鏡による良悪性診断の研究を行っています。

3.炎症性膵疾患

 慢性膵炎による胆管狭窄に対し内視鏡的ステント挿入術が効果的か検討しています。膵石に対して新規レーザー治療の有効性を検討しています。
 壊死性膵炎後の膵仮性嚢胞に対して内視鏡的治療が有効か検討しています。