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千葉市立青葉病院

 千葉市立青葉病院は千葉大学付属病院の至近距離に位置する380床の中規模?病院です。平成15年に千葉市立病院が新築移転したのを契機に名称も変更して現在に至っています。呼吸器内科を標榜していますが、厳密には完全に独立している訳ではなく、内科の一部門としての役割を担っています。呼吸器内科の他に、循環器内科、消化器内科、内分泌・代謝内科、血液内科、神経内科があり、本年4月からは総合診療部からもスタッフを迎えてますます充実しています。各科の連携は非常に良好で、その意味でのストレスはほとんど感じることはありません。
 スタッフは瀧口(昭和62年卒)が平成7年に単身赴任してからしばらくの間、不遇な時代が続きましたが、現在は志村龍飛先生(平成9年卒)、石崎俊介先生(平成14年卒)、松村琢磨先生 (平成20年卒)(4月からは松山亘先生と交代する予定)の計4名の呼吸器内科医局員に加え、20名弱の初期および後期研修医で診療に当たっています。初期研修医からは意外に?人気があるのです。呼吸器内科領域に関しては、気管支鏡は極細径、モバイルを含めると11本を有しており、常時検査が可能です。また、CTガイド下肺生検も積極的に行っています。局麻下胸腔鏡も試行錯誤しています。血管造影も可能ですが、最近はご無沙汰しています。超重症例は集中治療部と連携して治療にあたっています。当院は第二種感染症医療機関でもあるので、感染症疾患が比較的集まります。また、当院は日本内科学会、日本呼吸器学会、日本呼吸器内視鏡学会、日本感染症学会の認定施設ですので若い先生で取得を考えているのであればお役に立てると思います。
 なお、昨年度から新千葉市立病院改革プランが動きだし、当院は急性期の非悪性疾患中心の診療を担うことが今後の使命となっています。これらのニーズに対する診療レベルを充実させるべく日夜努力しています。様々なカンファレンスも充実させていこうと考えています。ちなみに千葉市立海浜病院は悪性疾患診療を中心とした病院へ生まれ変わる予定です。欠点は呼吸器外科医がいないことと、放射線照射設備がないことです。それ以外は意欲があればほとんどのことが可能と思いますので、興味の有る方は是非連絡して下さい。

文責:瀧口 恭男