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国保直営総合病院 君津中央病院

 今年度は大きな人事異動を経験しましたが、残留いただいた先生方と新たに赴任された先生方にご協力を頂き、何とか大きなトラブルが発生することなく年度のスタートを切ることが出来ました。更に7月には志村先生をお迎え出来て、大きな追い風、戦力アップとなりました。皆様のご協力に深く感謝を申し上げます。

 最近、当院の将来構想基礎調査業務報告書という厚い書類に目を通す機会がありました。この地区の総人口は今後急速な減少が予測され、平成24年の33.1万に比較して平成27年は30.8万人、更に平成47年には25.6万人まで減少するそうです。しかし、一方で高齢化は更に進み、医療を最も必要とする65歳以上の老年人口は現在の7.87万人から、平成37年には9.71万人まで増加することが予測されています。その結果、当院全体の入院患者総数には変化がないものの、傷病別では呼吸器と循環器疾患の患者が平成42年まで増加すると予測されているそうです。こんな資料をわざわざ私の目に触れさせたのは、「この地域の人口減少は進むけど、呼吸器科はもっともっと忙しくなるから覚悟しておいてね!!」、と言う病院からの熱いメッセージであったと今になって気が付きました。元々、南房総地区の呼吸器科医は恒常的に絶対的に少ないので、当科が担う役割はますます大きくなるものになるでしょう。

 新病院への移転後、約10年が過ぎて外来部門が手狭になって来ました。幸い当院には広大な敷地がありますので、現在、ヘリポートの近くに外来診療病棟の新築計画が持ち上がっています。看護師不足は他の病院と同様ですが、それを根本から解決するべく定員を大幅に増やした看護学校が今、建築中です。オープンキャンパス見学歓迎、という新しい看護学生を誘うポスターも木更津の街中のあちらこちらで見ることが出来ました。当院には何かしら強い勢いを感じることが出来るのは私の気のせいでしょうか?

 昨年の診療状況をご報告いたします。入院患者総数は916名で、前年よりも25名増加しました。気管支鏡は188件、EBUSは49件、局所麻酔下胸腔鏡は6件行いました。たまにはかなり忙しくなる時もありますが、結核病棟もあり、温暖な気候と豊富な症例、新鮮で美味しい海と山の幸、そして何より温厚なスタッフに恵まれた当院での勤務、研修を心よりお待ちしております。

須田 明