肝胆膵外科

ページタイトル画像

膵癌切除症例の後ろ向き解析による予後に及ぼす因子の解明に向けた研究

現在、肝胆膵外科では、「膵癌切除症例の後ろ向き解析による予後に及ぼす因子の解明に向けた研究」に関する研究を行っています。今後の治療に役立てることを目的に、この研究では2002年1月から2017年3月までに当院で手術を行った膵臓癌患者様の診療情報などを利用させて頂きます。診療情報などがこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。

1.研究課題名 「膵癌切除症例の後ろ向き解析による予後に及ぼす因子の解明に向けた研究」
2.研究の意義・目的 膵臓癌手術後の生存期間に関係する項目は何であるかを、これまで当院にて手術をされた患者さんの情報より解明します。これにより、膵臓癌手術後の生存期間をより長くする方法を解明し、将来の患者さんの治療成績をより向上させることに応用します。
3.研究の方法

2002年1月から2017年3月までに当院において膵臓癌に対して手術を行った患者様の手術前治療、手術方法、切除した標本の癌のひろがり、手術後の再発有無とその形式などを調べ、それぞれの治療法、関連項目別に生存期間がどうであったかを調べます。そして、どのような項目が手術後の治療成績に最も関連していたかを調査します。

4.個人情報の取り扱いについて

本研究で得られた個人情報は、匿名化して管理し外部に洩れることのないように厳重に管理します。研究成果の発表にあたっては、患者さんの氏名などは一切公表しないこととします。データ等は、千葉大学大学院医学研究院臓器制御外科学教室の鍵のかかる部屋に置かれたコンピューター内にパスワードを書けて保管します。

5.研究に診療情報などを利用して欲しくない場合について

ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。

文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。

研究実施機関

千葉大学医学部附属病院 肝胆膵外科

本件のお問合せ先

千葉大学医学部附属病院 肝胆膵外科
千葉大学大学院医学研究院 臓器制御外科学
医師 大塚将之、吉富秀幸
043(222)7171 内線5282 (臓器制御外科学 医局)