千葉大学大学院医学研究院
臓器制御外科学
千葉大学医学部附属病院
肝胆膵外科・乳腺外科
現在、肝胆膵外科では、「質量分析計を用いた肝胆膵術後ドレーン排液の早期菌同定に向けた研究」に関する研究を行っています。今後の治療に役立てることを目的に、この研究では2010-2012年に当院にて肝臓、膵臓手術を行った患者さんの診療情報などを利用させて頂きます。診療情報などがこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。
2017年10月30日
1.研究課題名 | 質量分析計を用いた肝胆膵術後ドレーン排液の早期菌同定に向けた研究 |
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2.研究の意義・目的 |
本研究の目的は手術後のドレーンからしみ出てくる液の中にどのような細菌がいるかをこれまで以上に早く検出するため、質量分析計という蛋白質を細かく同定するための機械を使って測定する方法を開発することです。 |
3.研究の方法 |
肝臓、胆道、膵臓の手術後は前述の様に感染を起こすことがしばしばおきますので、予防的に手術時にドレーンと言われるチューブを留置します。本研究ではこれらのチューブから出てくる液を採取して質病分析計によりその中の蛋白質の発現パターンを測定します。 |
4.個人情報の取り扱いについて |
本研究で得られた個人情報は、匿名化して管理し外部に洩れることのないように厳重に管理します。研究成果の発表にあたっては、患者さんの氏名などは一切公表しないこととします。データ等は、千葉大学大学院医学研究院臓器制御外科学教室の鍵のかかる棚で保管します。 |
5.研究に診療情報などを利用して欲しくない場合について |
ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。 文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。 |
千葉大学医学部附属病院 肝胆膵外科
医学部附属病院 肝胆膵外科
医師 吉富秀幸
043(222)7171 内線6731