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【学会発表報告】第123回外科学会学術集会

2023/05/02

4月27日から29日まで、新高輪プリンスホテルにて第123回外科学会学術集会が開催されました。
外科学会定期学術集会は我々外科医にとって最も規模の大きな学会です。乳腺、肝胆膵いずれの研究室からも積極的に応募し、10名が発表(上級演題3演題、一般演題7演題)してまいりました。
コロナの影響でWeb開催(ハイブリッド開催)が続いておりましたが、原則対面で行う形式を取った今回の学会では、その分野ではおなじみの他大学の先生等と直接お会いして会場の討議以外でもお話が出来たりと、Webでは味わえない良さを再度実感出来ました。また、大学院生も自身の研究内容などを中心に発表し、自分の研究室以外の先生方のご意見をいただく貴重な場でもありました。感染対策など色々と大変だったと思いますが、開催に尽力してくださいました東京慈恵会医科大学の皆様には感謝申し上げます。
 
当科から発表した演題は以下のとおりです。
<シンポジウム>
 高野 重紹       
 「切除可能境界膵癌に対する術前化学療法別治療成績と至適regimen」
<ワークショップ>          
 藤本 浩司       
 「タブレット端末を用いた拡張現実(AR)による乳癌手術支援システム」
 三島 敬          
 「IPMNにおける血中エラスターゼ1濃度の悪性予測因子としての有用性について」
 
<一般口演>       
 鈴木 大亮       
 「サルコペニア患者に対する手術における術後合併症対策としての  
  immunonutritionの有用性と予後改善のためのアプローチ」
 高柳 良介       
 「肝内胆管癌におけるFAK/phospho-FAKの役割」
 松山 尚樹       
 「大腸癌肝転移のHistopathological growth patternsはなぜ予後と関連するのか」
<一般示説>        
  酒井 望
 「生存率向上を目指した大腸癌肝転移に対する治療戦略」
  細川 勇
 「肝門部領域胆管癌に対する肝左三区・尾状葉切除+肝動脈・門脈切除再建」
  高田 護
  「コロナ時代,ポストコロナ時代における最適な感染対策エビデンスの統合」
  西野 仁惠
  「膵癌に対する腹腔鏡下尾側膵切除術における膵後方剥離―横行結腸間膜の
  血管解剖―」