法医学教育研究センターは、そのなかに6つの基幹部門を置き、独自に活動しつつ相互に連携して、教育・研究・実務を行います。
警察などからの依頼による法医解剖を実施しながら、研修を終えた医師への教育、法病理学分野の幅広い研究を行います。
死因究明のための薬毒物検査を実施しながら、法中毒学者・薬毒物分析者の養成及び法医学に関連した薬毒物の研究を行います。
DNA型の研究を行うとともに、個人識別・親子鑑定などの実務を通じてDNA型の研究者及び検査要員の養成を図ります。
法歯科学の研究を行うとともに、個人識別のための歯科所見の作成、歯牙鑑定の実施などの実務を通じて法歯科医の養成を図ります。
死後CTなどの画像を読影しつつ、法放射線医師の養成及び法放射線学の研究、さらに死後造影検査法の研究を行います。
児童相談所などとの連携による臨床法医の実務の確立を図りつつ、法医外来の教育、虐待防止に関する研究などを行います。