お知らせ

ページタイトル画像

「第4回 産婦人科診療レベルアップセミナー」のご報告

2009/10/13

 このたび、千葉大学産婦人科(婦人科・周産期母性科)では、初期・後期臨床研修医を対象に、研修プログラム内では充足できない課題を徹底学習してもらうため、「臨床研修医のための産婦人科診療実践セミナー(レベルアップセミナー)」を定期的に開催することになりました。
 第4回の今回は、「体験してみよう腹腔鏡と超音波技術」というテーマで開催しまた。産婦人科診療にとって欠かせない腹腔鏡手術手技と胎児超音波診断技術を思う存分学習してもらおうと、腹腔鏡トレーニングボックス4台と超音波シミュレーター(UltraSim)3台を用意しました。また、内視鏡技術認定医である石川博士先生と胎児エコーのスペシャリストである尾本暁子先生のレクチャーも予定しました。
 計7名の初期研修医(1年1名、2年6名)が参加してくれました。腹腔鏡手術手技と胎児超音波診断技術についてレクチャーを聴いた後、シミュレーターを使って腹腔鏡下の縫合練習や経腹・経膣超音波による産科・婦人科症例のシナリオ練習を行いました。参加者1名に対してシミュレーター1台という贅沢な配分で、腕が痛くなるほどみっちりと学習できました。全員が熱心に課題に取り組んでくれて大変充実したセミナーとなりました。またセミナー終了後は、千葉駅近くの会場で新たな参加者を加え、後期研修プログラムの説明会を開催しました。
 以下に当日のプログラムを紹介します。

日 時 平成21年9月26日(土) 13時から17時まで
会 場 千葉大学医学部附属病院3階第2講堂/シミュレーションセンター
テーマ 「体験してみよう腹腔鏡と超音波技術」

プログラム

13:00-13:05 開会・オリエンテーション
 長田 久夫(千葉大学病院周産期母性科)
13:05-13:45 「腹腔鏡手術の基本解説」
 石川博士(千葉大学病院婦人科)
13:45-14:25 「胎児超音波の基本解説」
 尾本暁子(千葉大学病院周産期母性科)
14:25-14:40 休憩
14:40-16:50

「シミュレーターを用いた体験学習」

1) トレーニングボックス4台を用いた腹腔鏡手術手技
 インストラクター:生水、石川、今泉

2) UltraSim3台を用いた胎児超音波手技
 インストラクター:長田、尾本、宮西

16:50-17:00 総括・閉会
 生水 真紀夫
18:00- 「千葉大学婦人科・周産期母性科 シニアレジデント(後期臨床研修)」説明会