診療参加型臨床実習は医学生が、医療者の一員として診療チームに参加し、実際の診療の一部を担当します。
診療現場を見学するだけでなく、医師の初学者として実際に患者さんに接して診療に携わることで、医師としての職業的な知識・思考法・技能・態度の基本的な内容を学ぶことができます。
「千葉大学医学部の学生が実施できる医行為の基準」についてはこちら
〇:単独で実施できる △:指導医の指導の下で実施できる ×:実施できない
一般的な医療面接や身体診察は学生が単独で実施できるが、以下に記載する医行為については、学生は必ず指導医の指導の下で実施しなければならない。以下に記載されていない心肺蘇生などの項目でも、指導医の指示があれば指導医の指導の下で実施できる。
診療の基本
一般手技
外科手技
検査手技
救急
治療
千葉大学医学部決定
※参考:
医学部の臨床実習において実施可能な医行為の研究(平成30年公表)
医学生が臨床実習で行う医業の範囲に関する検討会 報告書(令和4年公表)
千葉大学医学部では卒業時に医学生が達成しておくべき目標として、Ⅰ 倫理観とプロフェッショナリズム、Ⅱ コミュニケーション、Ⅲ 医学とそれに関連する領域の知識と応用、Ⅳ 診療の実践、Ⅴ 社会と医療、Ⅵ 科学的探究を掲げています。
4年次後半から6年次にかけての臨床実習を通じて、実践的な医学知識、技能を学びますが、その前の1年次~4年次前半でも医学知識、技能の基礎となる様々な授業が行われています。