千葉大学クリニカルバイオバンク

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千葉大学クリニカルバイオバンクのページです。

バイオバンクとは次世代に向けた医療のための研究基盤となる組織です。
ご協力いただいた皆さまの血液などの生体試料・臨床情報などを匿名化して集積し、 医学研究に活用させていただきます。

皆さまのご理解、ご協力、ご支援をよろしくお願い申し上げます。 

2021.5.24 研究計画を更新しました

千葉大学クリニカルバイオバンク研究計画

千葉大学クリニカルバイオバンクでは、国内外の研究機関にお勤めの研究者の方はもちろんのこと、国内の製薬・診断薬等の企業の方との医療情報・生体試料を介した共同研究を推進しています。

製薬・診断薬等の企業の方には2つの契約にて共同研究をご準備しています。

共同研究契約

双方向性のデータのやりとりにより、共同研究を行います。
研究計画の立案(補助)、データ解析等を当方が担当する場合もありますが、千葉大学の所定の取り決めに従い、知財を主張させていただく場合があります。

研究計画につき 1件 1,404,000円~/年 (間接経費込み)

分譲契約

当方は、医療情報と生体試料を提供するのみの診断、治療薬開発・研究参加となります。その代わり、知財の一切を主張することはございません。

血清 1症例(500μL) 10,000円
組織検体(約5mm角、腫瘍部+正常部) 1症例 15,000円
診療情報 1症例 10,000円

人を対象とする医学系研究の場合、契約締結にあたり、所属機関の倫理審査委員会で承認されている必要がございます。

所属機関の倫理審査委員会での承認手続きに当方の倫理審査委員会の承認が必要の場合、対応いたしますのでご連絡下さい。

上記は、必要経費の算出(保存チューブ等の消耗品費、電気代、人件費その他)を行い、千葉大学の所定の手続きにより決定したものです。
生体試料は、ご提供いただいた患者様に倫理審査等の手続きを経た同意説明文書により、同意をいただいたものです。

国内外の研究機関の方との生体試料を介した共同研究は、解析費用負担、論文執筆筆者の権利を含めて適宜ご相談させていただきます。

質が担保された医療情報、生体試料保存の自動化をすすめています。

既に保存された生体試料、医療情報からすぐさま研究利用できる場合と、より詳細な研究計画の為に、前向きに医療情報収集、生体試料保存を行う必要がある場合とがあります。

詳しくはお問い合わせいただき、最も有用かつ実現可能な研究計画をご相談させていただきます。

すぐさま研究利用可能な対象疾患

食道がん、胃癌、胃GIST、大腸がん、その他の消化管悪性腫瘍、前立腺がん(初診・生検時・もしくは手術時など、血清・血漿・手術摘出標本等の余剰等)

応相談の対象疾患

食道がん、胃癌、胃GIST、大腸がん、その他の消化管悪性腫瘍、前立腺がん(初診時以外)、乳がん、肺がん、膵癌、胆道系悪性腫瘍、尿路系悪性腫瘍

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共同研究機関

個々の研究計画

 2022年5月19日

難治性悪性腫瘍の患者組織移植モデル解析を用いた個別化医療の実現


2020年4月28日

スキルス胃癌の病態解明と間質相互作用の探索的研究


2020年1月6日

クリニカルシーケンスで得られたゲノム情報と臨床情報の統合データベース構築


2019年9月13日

難治性悪性腫瘍の患者組織移植モデル解析を用いた個別化医療の実現


2019年6月7日

胃癌・胃GIST に対する血清エクソソームバイオマーカー開発 (千葉大学先端応用外科学 東ソー株式会社 共同研究)


2017年3月22日

胃癌・大腸癌に係わるマイクロ RNA の解析 (千葉大学先端応用外科学 東レ株式会社 共同研究)


千葉大学大学院医学研究院泌尿器科学関連の研究


問い合わせ先

千葉大学先端応用外科学 松本泰典
ymatsumoto(ここにアットマーク)chiba-u.jp