疾患と治療

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臓器移植

腎臓移植

腎臓移植とは

 当科では、1967年より本邦におけるさきがけとして腎臓移植手術を行ってきました。腎移植には、親族などから片方の腎臓を提供していただく生体腎移植と、死亡された方やそのご家族の善意により提供された腎臓を移植する死体腎移植(献腎移植)がありますが、これまでにこれらの移植を200例余り行っています。慢性腎不全により透析治療を余儀なくされている方が腎臓移植の対象となります。腎移植を受けることにより、通常週3回程度行われる透析治療が必要なくなりQOL(Quality of Life;生活の質)が改善され、透析による様々な合併症の進行をくい止めることができます。また、長期的に見ると腎臓移植を受けた方は透析を続けていた方よりも生存率が改善されるということがわかっており、救命的な治療と考えることもできます。移植手術後は、拒絶反応を抑えるために移植した腎臓が働いている間は免疫抑制剤を内服する必要があります。

腎臓移植を希望される方へ

 生体腎移植や死体腎移植(献腎移植)を希望される方は、月曜または火曜午前中の移植外来を受診してください。腎臓移植によるメリットや移植手術・免疫抑制剤の内服などによる合併症のリスク、必要な術前検査、移植手術、術後の管理、治療に関わる費用、また献腎移植希望の方には移植を受けるための登録手順(生体腎移植は必要ありません)などについて、詳しくご説明いたします。