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研修風景

日常業務について

午前中は負荷試験や担当患者の回診を行います。午後は検査結果の確認やサマリーの作成、翌日以降の新入院の指示出しなどを行います。また他科入院中の患者さんの血糖コントロールや甲状腺機能異常、副腎不全疑いなどのコンサルトに対応することもあります。ナースステーションの他、当科医師専用の部屋でカルテ入力が可能です。
昼食は職員食堂やコンビニ利用の他、病院のレストラン(キッチン・ピナコ)に行くこともあります。 

ミニカンファレンス
(月曜午前)

週末新入院の報告、前週の重要な検査結果や今週の予定などを情報共有します。
コンパクトにプレゼンするのは最初は難しいですが、回を重ねるごとに着実に上達していきます。
回診を終え、1週間の業務が始まります。

患者診察①
糖尿病症例

入院中の患者さんの神経診察の様子です(患者さんの了承を得て撮影)。特に高齢者の方では、3大合併症や大血管障害のみでなく認知機能評価や高齢者総合機能評価 (CGA)も必要になります。
血糖表や持続血糖測定の結果を提示しながら、患者さんに治療方針の説明を行ったり、食事運動療法の振り返りを行ったりします。

糖尿病症例に関する
ディスカッション

定期的に、糖尿病症例について、入院後の血糖値の推移や検査結果、社会的背景などの情報をもとに、治療薬や用量などを具体的に上級医とディスカッションし、治療方針をみなで共有します。
勤務開始時と終了時にいつも血糖表をチェックするのが日課です。

全体カンファレンス(水曜午後)

入退院・入院継続中症例について、担当症例のプレゼンを行います。心電図や胸部X線などの一般検査所見も全員で共有します。当科では糖尿病症例のみならず東日本随一の豊富かつ多彩な内分泌症例を経験することができます。
初期研修で内分泌疾患にあまりふれる経験がなかった方でも、上級医がサポートしますので心配ありません。興味深い症例は議論がつきませんが、メリハリのある時間となるよう教員も心がけています。

水曜教授回診

カンファレンスの後の回診です。
様々な代謝・内分泌疾患が入院する当科では、実際の患者さんから疾患に特徴的な身体所見を実際に目で見て学ぶことができます。この日も遺伝性早老症や遺伝性脂質異常症、ホルモン産生性下垂体腺腫の方の所見を学びました。 

患者診察②
サルコペニアの評価

対象となる患者さんにはサルコペニアの有無を評価します(患者さんの了承を得て撮影)。
入院のきっかけになった疾患にかかわらず、高齢の患者さんが当科でも増えています。サルコペニアやフレイルに至った原因を検討し、それぞれの患者さんに合わせた栄養療法や運動療法を提案します。

脳外科合同ミーティング

脳外科や泌尿器科と定期的に下垂体疾患や副腎疾患に関してミーティングを行なっています。外科の先生方から画像の読み方を学べる、内科医にとってとても貴重な時間です。また負荷試験の結果なども共有しています。負荷試験は上級医のバックアップがあるので、これまで経験がなくても心配ありません。

副腎静脈サンプリング

月に数回、原発性アルドステロン症の精密検査である、副腎静脈サンプリングを当科と放射線科合同で行なっています。
検査の結果、手術適応がある症例は、泌尿器科へ手術を依頼します。患者さんの今後の治療方針を決定する大切な検査です。

研修プログラム責任者、連絡担当者

プログラム責任者:糖尿病・代謝・内分泌内科 横手幸太郎
連絡担当者:糖尿病・代謝・内分泌内科 小野 啓

TEL:043-226-2092 FAX:043-226-2095
E-mail:saibounaika(ここにアットマーク)outlook.jp