現代医療の先端と問題点を知り、
基礎研究の目的と医療・医学における役割を解明する

本講座では、がんと免疫・内分泌や糖尿病/生活習慣病などの代謝内分泌疾患・血管や心筋などの循環器疾患・エイジングや加齢関連疾患の原因となる分子病態解明が主なミッションである。日常臨床における問題解明の視点から医科学分野のパラダイムシフトを目指し、研究に従事する医師は臨床エフォートを果たしながら先端的基礎研究を行っている。国際共同研究が盛んな特性を活かし、長期海外留学経験者とそのネットワークを合わせて研究室全体として、学生教育と医学研究者の育成に力をいれている。

細胞内における特性・機能は主にタンパク発現とその活性化・抑制化によってコントロールされるが、そのメカニズムは想像以上に複雑で、何十万という分子間相互作用(インタラクトーム)だけでなく、エピジェネティクス(鋳型となるDNAが転写されやすくする修飾状態)、非コードRNAなど、まだまだ多くの謎が残されている。

分子病態解析学講座
教授 田中 知明

教授 略歴

1992年3月23日
千葉大学医学部卒業
1992年6月1日
医員(研修医) (千葉大学医学部付属病院第二内科)(1993年3月31日まで)
1993年4月1日
社会保険船橋中央病院内科採用(1995年3月31日まで)(医員)
1999年3月24日
千葉大学医学部大学院博士課程 (内科系) 修了
1999年1月1日
国立がんセンター研究所リサーチレジデント
(生物学部:田矢洋一研究室)(1999年10月31日まで)
1999年11月1日
国立がんセンター研究所CREST研究員
(放射線部:田矢洋一研究室)(2002年7月31日まで)
2002年7月1日
日本学術振興会海外特別研究員
2002年8月16日
米国コロンビア大学ポストドクトラルフェロー
(生物部;Carol Prives研究室)(2004年8月31日まで)
2004年9月1日
米国コロンビア大学Research Associate採用(生物部)(2006年9月14日まで)
2007年7月1日
千葉大学医学部付属病院糖尿病代謝内分泌科 助教
2009年6月1日
千葉大学大学院医学研究院細胞治療内科学 助教
2011年4月1日
千葉大学大学院医学研究院細胞治療内科学 医局長(2013年3月31日まで)
2011年7月1日
千葉大学大学院医学研究院細胞治療内科学 講師
2014年1月1日
千葉大学大学院医学研究院細胞治療内科学 准教授
2016年6月1日
千葉大学大学院医学研究院分子病態解析学 教授
学会活動等:
日本内分泌学会(評議員)、日本糖尿病学会(評議員)、日本内科学会、 日本癌学会、日本分子生物学会、日本生化学会、日本臨床分子学会(評議員)、 日本遺伝子診療学会、日本臨床検査医学会、日本甲状腺学会、 日本神経内分泌学会、日本間脳下垂体腫瘍学会、 日本老年医学会、日本動脈硬化学会、日本血管内分泌学会、 日本骨代謝学会、日本肥満治療学会

 研究メンバー紹介

グローバルな人的交流と技術交流を通じて、基礎研究と臨床研究の架け橋を目指し、がんや免疫、代謝性疾患を軸に革新的で実用可能な研究を行っています
♣︎♦︎は預かり)

スタッフ・医員


伴 俊明
特任教授

横山 真隆
助教

山形 一行
助教

橋本 直子
特任助教

永野 秀和
特任助教

樋口 誠一郎
特任助教

中山 哲俊
特任助教

佐久間 一基
特任助教


Yale大学留学中(Gerald Shulman教授研究室)

藤本 真徳
医員
(糖尿病・内分泌・代謝内科)

河野 貴史

共同研究者


西村 基
講師(付属病院検査部)

大学院生

高 躍
大学院生

吉井 聡美
大学院生

瀧 由樹

宮 英博

Saharia Yeasmin Asha

Siti Nurul Zhahara

石 暁彦

スカラーシップ学生

古木 直人
千葉大学医学部医学科三年

秘書・研究生

西村 里美
研究生

斉藤 恵光
秘書