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分子病態解析学講座とは

グローバルな人的交流と技術交流を通じて、基礎研究と臨床研究の架け橋を目指し、がんや免疫、内分泌代謝疾患や心血管疾患を軸に、画期的な分子メカニズム研究と、革新的で実用可能なトランスレーショナル・リバーストランスレーショナル研究を行っています

グローバルな人的交流と最新研究を通じた先端研究と人材育成

各講座・各診療科と密に連携しながら、グローバルな人的交流と技術交流を通じて、基礎と臨床の架け橋を目指し、千葉大学医学部のさらなる発展に貢献したいと考えています。

腫瘍悪性化を規定する因子の多面的解析

細胞で起こっている分子制御、特にエピジェネティックスまで含めた転写調節を、Single Cell解析技術を用いて統合的に解析することで様々な事象に多面的にアプローチすることで、疾患病態研究とメカニズムの解明を目指しています。

がんと生活習慣病・心血管疾患・老化の分子病態統合的研究

がんや代謝性疾患を軸に、パーソナルゲノム時代、テーラーメード医療に対応すべく、新しい方法論を取り入れることで革新的診断・治療法開発を目指した次世代の分子病態解析を展開しています。

多能性幹細胞(ES細胞/iPS細胞)への挑戦

p53は多能性クローン作成に抑制的に働くことが知られていることから、p53依存性に働く新規のlncRNA探索に成功し、その機能解析を進めています。



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がん・生化学・エピジェネティック・免疫学など多様な専門家が基礎研究者として集まると同時に、内分泌代謝・循環器・外科領域まで幅広い診療専門家が参画するハイブリッドな研究室。

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最先端の研究技術を積極的に解析技術に取り入れ、ES/iPS細胞研究・CRISPR/Cas9 技術・次世代シークエンス・シングルセル解析・プロテオミクス解析などを駆使して、細胞レベルから動物モデルまで総合的に取り組むことに障壁がない。
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学内・国内・国外と共同研究体制の構築がなされており、またさらにネットワークを広げようと情熱を注いでいるため、臨床検体の入手と解析・他施設での技術を用いた研究・国際的な視野の入手が、当たり前のように行われている。
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ミーティングルームの活用も行いやすく、幅広い研究テーマのためのディスカッションが常に行われている。従うトップダウンではなく、双方向議論を理想に。
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研究室への参加条件は、
唯一、意欲的で情熱的であること、のみ。
皆様を心待ちにしております。

学部教育/卒前教育

①医学部1年生;早期体験講座(1コマ)
さらにクリニカルクラークシップとして学生(定員)2名を約1年半(1年生)にわたり週1回受け入れる体制である。
②2年生;遺伝分子医学(2コマ)
③4年生;ユニット講義(4-6月にわたって計12コマ)
内分泌の指導医資格のある教官が内分泌学ユニット講義の一部を担っている。
④4年生;チュートリアル
⑤4年生;臨床入門『チーム医療』(1月に計6コマ)
⑥全学普遍教育科目(3コマ)
⑦試験関連:4年生のCBT、臨床総合試験、6年生の問題作成。
FD(ファカルティデベラップメント)の講習会に参加。
⑧2011年度より、教育カリキュラムの大幅な改変に伴い共用試験(OSCE、CBT)終了後、臨床実習(クリニカル・クラークシップ:CC)が始まった。CC ベーシックでは一般手技と検査手技の習得が必須となり、医学部4年生がコアCCに進む前に必要な臨床的に必須の内容を講義と実習で評価するものである。CC ベーシック終了後にはWBTによる評価試験を経て合格者には白衣式への参加が認められるが、この実施に協力を継続している(通常1月末)


 
 

卒後教育/生涯教育

主任教授・講座助教など講座教員が、その活動に参加している千葉大病院遺伝子診療部においては、毎回遺伝医療に関するテーマを決めて月一回の遺伝症例検討会を行い、近隣の開業医、心理カウンセラー、認定遺伝カウンセラー、臨床遺伝専門医、公衆衛生学の教員・スタッフ、婦人科、当院の看護師等、多くの参加者を得ており、臨床遺伝専門医(日本人類遺伝学会/日本遺伝カウンセリング学会)育成に寄与している。

また、教室の内分泌専門医および指導医をもつ教官が中心となり、千葉県における内分泌疾患を中心として、甲状腺疾患から骨粗鬆症、さらには生活習慣病や糖尿病の実臨床を対象として、医療連携の推進・若手医師の育成・糖尿病治療薬などの実臨床のエビデンス構築などを目的に、卒後教育・医師生涯教育活動を実施している。

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大学院教育

①修士課程 遺伝情報応用学特論(コーディネータ、担当4コマ)、病態制御治療学
②博士課程 機能ゲノム学、生命情報科学。

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