研修医募集

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医局員からのメッセージ

石神恵美 大学院生 平成22年入局

 臓器制御外科に入局して、まもなく8年目をむかえようとしています。乳腺外科グループの、現在大学院生3年生です。乳腺外科を目指して当教室に入局を考えている方に向けて少しでも参考になればと思い、経験症例、経済的なこと、大学院生のくらし、について簡単に紹介してみたいと思います。

 現在乳腺専門医を取得するためには、その前にまず外科専門医を取得する必要がありますが、そのためには乳腺外科以外の各分野でも執刀を含め多くの経験が必要になります。初期研修医時代に症例が足りていない場合でも、当教室では入局してはじめの5年ほどは前期出張として、数か月~1年という短い期間でいくつも関連病院に赴任しますので、乳腺外科だけでなく、消化器外科、呼吸器外科、循環器外科、小児外科の症例も経験することができます。外科専門医取得の症例数に困ることはまずありません。関連病院で経験できない場合は附属病院で経験できるように考慮してもらえます。また、附属病院に戻ってきてからは大学ならではの手術などを勉強することができます。ちなみに私の場合は入局して5年目に大学院に入学して2年生からは附属病院に戻って固定(ここから乳腺外科のみ)になりましたが、それまでに8回ほど異動をしました。ほぼ毎年1月末から2月頃にその年度の赴任先が決まります。

 つぎに大学院時代のお金のことです。大学院生に入学することは当教室では基本的に義務ということなので、学費を払わなければいけませんが、附属病院の医員(非常勤医師)として働かせて頂ける分と、平日週1回と土日は月に半分ほどの外勤と、その他当直などが頂けますので、大学院生とはいっても経済的に困ることはありません。

 千葉大学は様々な講義を用意しており医学統計や基礎医学などもありますが、医員として臨床業務を行うなかでそれらを選択、受講するには時間的にかなりの工夫が必要と思われます。しかし基本的に最低限の必要な単位はe-learningで取得できます。院生としての研究は、夜間や外勤のない土日に行うことになり忙しいです。しかし、指導医の先生方は臨床、研究、教育のすべてを担っており大変多忙な中、丁寧に指導をして下さいます。院生にとっては臨床と研究の両方が経験できるすばらしい環境だと思います。

入局に興味のある方はぜひ何度でも、実際にみにきてからご検討ください!

芦澤陽介 大学院生 平成23年入局

 臓器制御外科に入局して6年が過ぎ、現在は大学病院で病棟、外来、研究を行っています。当科ではまず、入局後に約4年間の前期出張があり、そこで数多くの経験を積ませてもらえます。大学だけでなく、外の関連施設にも数多くの魅力的な先生がいます。私自身、将来自分がこういう外科医になりたいと思えるような先生に数多く出会えたことは非常に重要な経験だったと思います。  大学に戻ってくると大学院生としての研究もスタートします。現在臨床にしか興味がないという方も、一度違った視点で医学を勉強することは良い経験になるのではないかと日々感じています。

外科医を目指している先生方には是非当科に来てもらいたいです。ここでは書けないようなことを聞きたい先生は一度見学に来ていただけたらと思います。

川崎圭史 大学院生 平成27年入局(平成22年卒)

 臓器制御外科に入局して私は2年経とうとしています。私の入局の仕方は、旭中央病院という病院で初期研修後に3年間外科研修をした後、当科へ入局をさせていただきました。理由としては、外科修練を積んでいく中で、日本、いや世界で有数の肝胆膵外科のメッカと言っても過言ではないであろう当教室で肝胆膵外科の勉強をさせていただきたいと考えたことと、千葉県が実家であったからです。そんなよそ者の私を温かく迎え、包み込んでくれた教室の先生方にはとても感謝していますし、職場としてもとても雰囲気のいい環境であると思います。また、実際、素晴らしい先輩方、同期に巡り会うことができました。

関連病院においても、入局年に松戸市立病院で私は研修させていただきましたが、すばらしい先生方に出会うことができ、かけがえの無い経験となりました。関連病院では、症例数としてもかなりの数を擁する病院が多いため、外科医としての研鑽を積むには理想的な環境と言えます。現在は、臨床現場で肝胆膵領域の高難度手術に携われるとともに、大学院生としての研究も始まったところで、非常に充実した日々を送っています。

皆さんの入局をこころからおまちしています。

田部俊輔 後期研修医 平成28年入局

 私は現在、入局1年目であり来年度から前期出張が控えています。

 臓器制御外科の存在を知ったのは、初期研修施設が関連施設のうちの一つであったからです。外科医とはいえ癌を扱う上で基礎の勉強はしたいと思っていたため、大学に所属することをぼんやり考えていました。 どの医局も専門性に富んでおり進路を決める上である程度、興味のある領域を決めなければなりません。そんな中、臓器制御外科に興味を持ったのは未開拓分野があること、手術の多様性に魅力を感じたからです。

 入局1年目は大学での研修になります。研修医の間に外科専門医取得に必要な症例を取得していない場合は、他科をローテートし症例を集めます。また、1年のうち4ヶ月間は外病院へ出張し入門的な症例(ヘルニア、虫垂切除、胆摘etc)を経験します。2年目から4年目迄の3年間は一般外科医として関連施設でトレーニングを積みます。手術はもちろん、内視鏡検査、外来、化学療法と診療内容は多岐にわたるようでかなり濃い内容であることは請け合いです。

 最終的に当教室への入局の決め手は”同期”でした。私の代は4人ですが、一つ上は9人、一つ下は6人と外科氷河期にもかかわらず入局者が絶えることはありません。ローテート制度の今、3年目からが本格的な外科修練開始となります。その中で苦楽を共にできる仲間は一生の財産であり、大事な精神安定剤となります。

 入局先を迷っており濃い外科研修を送りたい方、是非一度、見学にいらしてください。