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「ALSOプロバイダーコースin Chiba 2011 Winter」のご案内(第1報)

2011/10/12

 ALSO (Advanced Life Support in Obstetrics)とは、医師やその他の医療プロバイダーが、周産期救急に効果的に対処できる知識や能力を発展・維持するための教育プログラムで、心肺蘇生講習会(ACLS)の産科版に相当します。1993年に米国家庭医療医学会によって正式に採用され、現在米国ではほとんどの分娩施設において、分娩に係わる医療スタッフがALSOの受講を義務づけられています。また本プログラムは世界的にも高く評価され、これまで計50か国以上で採用されてきました。
 しかし日本では、新しいエビデンスを取り入れた標準的な分娩に関する知識と技術を体系的に学ぶことのできる講習会はこれまで存在しませんでした。2008年に金沢大学の周生期医療専門医養成支援プログラムグループが、米国家庭医療学会から日本でのALSOセミナー運営権を取得し、日本で初めてのプロバイダーコースとインストラクターコースを開催しました。本年度よりALSO-Japan事業はNPO法人周生期医療支援機構が運営することになり、コース開催も全国各地に広がりつつあります。
 今回は千葉大学医学部附属病院において、千葉大学周産期母性科とNPO法人千葉医師研修支援ネットワークの共催で、ALSOプロバイダーコースを以下のとおり開催いたします。会場は、12月に日本最大規模の病院付属の研修施設としてオープンするシミュレーションセンター(仮称)を使用します。また参加費は、学生や研修医の負担を軽減するために極力低く設定してあります。
 講習内容は、周産期救急現場における対処法についてのレクチャーと実技学習のためのマネキンを使用したワークショップです。受講者は2日間の全日程を受講し、筆記試験とメガデリバリー(実技試験)に合格すると、ALSO Japanより5年間有効の認定証を受けることができます。

1. 期日 平成23年12月17日(土)9時開始、18日(日)16時30分終了(予定)
2. 会場 千葉大学医学部附属病院シミュレーションセンター
3. 対象 医学部学生、初期臨床研修医    定員18名
4. 参加費 5000円(教材費、認定料、昼食代込み)
5. 主催 千葉大学周産期母性科/NPO法人千葉医師研修支援ネットワーク

受講希望者は、下記メールアドレスへ必要事項をご記入の上お申込み下さい。

<E-mail>hosada(ここにアットマーク)faculty.chiba-u.jp
<必要事項>氏名, 所属, 学年(研修年数), 住所, メールアドレス, 電話番号

申込み期限

平成23年11月18日(金) (ただし定員に達し次第締め切りとなります)
定員に達しましたので申し込み受付を締め切ります。多数のご応募ありがとうございました。

問い合わせ先

〒260-8677 千葉市中央区亥鼻1-8-1
千葉大学医学部附属病院 周産期母性科 長田久夫
TEL:043-222-7171(代表) FAX:043-226-2342

<昨年のプロバイダーコースです>