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「第3回周産期急変対応セミナー」のご報告

2012/03/08

 2月26日(日)に「第3回周産期急変対応セミナー」が、千葉大学医学部附属病院クリニカル・スキルズセンターにおいて、千葉大学周産期母性科とNPO法人千葉医師研修支援ネットワークの共催で行われました。参加者は計24名で、内訳は初期研修医8名、後期研修医5名、医師2名、助産師9名でした。
 ALSOの講習内容に準じた講義の後、最新のワイアレス分娩シミュレーター”Noelle”をはじめとする各種シミュレーターを使ったワークショップで実技学習を行いました。今回のテーマは、内科合併症、補助経腟分娩、肩甲難産、産後大出血、妊婦蘇生と盛りだくさんな内容でした。タイトなスケジュールでしたが、参加者からは高い評価をいただくことができました。
 レクチャー、ワークステーションに引き続き、今回の目玉である解説講演「千葉大学病院での産科危機的出血への対応 “コードむらさき” プロジェクト」が、当科の生水教授と田中医師によって行われました。講演部分についてはオープン参加で、近隣の産科施設、消防局、輸血部などからもお集まりいただき、参加者は総勢70名以上に膨れ上がりました。当科若手医師からなる「劇団むらさき」によるデモンストレーション「“コードむらさき” 発動」も飛び出し、大盛り上がりのうちに終了となりました。
 なお本セミナー内容は、NTTコミュニケーションの方々のご協力のもと完全収録されており、教材用に編集した後、一部は近日中に当科HP上にアップする予定ですので、どうぞお楽しみにしてください。

開催者代表 千葉大学周産期母性科 長田久夫

プログラム

10:00 AM - 10:15 AM(レクチャー室1)
 レクチャー① 内科合併症

10:15 AM - 10:35 AM
 レクチャー② 補助経腟分娩

10:35 AM - 10:55
 レクチャー③ 肩甲難産

10:55 AM - 11:15
 レクチャー④ 産後大出血

11:15 AM - 11:30
 レクチャー⑤ 妊婦蘇生

11:30 AM - 0:10 PM
 昼食,集合写真撮影

0:10 PM - 1:20 PM
 Group1(シミュレーション室)
 ワークステーション①④
 高血圧-急速遂娩-産後大出血(ノエル使用)

Group2(レクチャー室2)
 ワークステーション② 補助経腟分娩(骨盤模型使用)
 ワークステーション③ 肩甲難産(骨盤模型使用)
 ワークステーション⑤ 妊婦蘇生(レサシアン使用)

1:30PM - 2:40 PM
 Group2(シミュレーション室)
 ワークステーション①④
 高血圧-急速遂娩-産後大出血(ノエル使用)

 Group1(レクチャー室2)
 ワークステーション② 補助経腟分娩(骨盤模型使用)
 ワークステーション③ 肩甲難産(骨盤模型使用)
 ワークステーション⑤ 妊婦蘇生(レサシアン使用)

3:00 PM - 3:50 PM (メインホール)
 解説講演 「産科危機的出血への対応」
 千葉大学大学院医学研究院生殖機能病態学 生水 真紀夫

3:50 PM - 4:20 PM (メインホール)
 解説講演 「“コードむらさき” プロジェクト」
 千葉大学大学院医学部附属病院周産期母性科 田中 宏一

4:20 PM - 4:40 PM (メインホール)
 デモンストレーション 「“コードむらさき” 発動」

4:40 PM - 5:00 PM (メインホール)
 質疑応答

5:10 PM -
 懇親会 (ひがし棟11階 ヴァンセーヌ)