臨床研究

ページタイトル画像

症候性大腿膝窩動脈閉塞病変に対する逆行性アプローチの安全性と有効性に対する多施設後ろ向き研究

2017/03/16

現在、循環器内科では、「症候性大腿膝窩動脈閉塞病変に対する逆行性アプローチの安全性と有効性に対する多施設後ろ向き研究」を行っています。今後の治療に役立てることを目的に、この研究では下肢閉塞性動脈硬化症の患者さんの診療情報などを利用させて頂きます。診療情報などがこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。

研究課題名

症候性大腿膝窩動脈閉塞病変に対する逆行性アプローチの安全性と有効性に対する多施設後ろ向き研究

研究の意義・目的

症候性の大腿膝窩動脈閉塞に対する血管内治療において、順行性ガイドワヤー不通過の場合に施行される、「逆行性アプローチ」の有効性と安全性について検討する事

研究の方法

2012年1月から2016年7月(30ヶ月)の期間で、大腿膝窩動脈領域に血管内治療を行った患者のうち、ガイドワイヤー通過のために逆行性アプローチを行った患者さんを対象とし、診療録に記載されている情報をもとにカテーテル治療の成功の可否や、出血や血管損傷といった合併症の発生の有無を調査します。

個人情報の取り扱いについて

本研究で得られた個人情報は、患者さん個人が特定されないよう匿名化し外部に洩れることのないように厳重に管理します。研究成果の発表にあたっては、患者さんの氏名などは一切公表しないこととします。データ等は、千葉大学大学院医学研究院循環器内科学教室の鍵のかかる棚で保管します。

研究に診療情報などを利用して欲しくない場合について

ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。


文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。

研究実施機関

千葉大学医学部附属病院 循環器内科

本件のお問合せ先

医学部附属病院循環器内科・冠動脈疾患治療部
医師 大野 祐司
TEL:043(222)7171 内線 6396