研究会等
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研究会等

研究会

 当センターでは、設立当初より、司法精神保健に関する教育研究活動の一環として、精神科医、心理学者、裁判官、検察官、社会復帰調整官等を参加メンバーとする研究会を定期的に開催し、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律(医療観察法)に関連する事例についての討議や情報交換を行い、法学的視点、精神医学的視点、社会福祉学的視点から中立的、客観的な評価と問題点の抽出及び改善策の検討等を行っております。また、先述の研究会をベースに千葉県内の医療・福祉関係者や弁護士等も参加対象に加えた「千葉司法精神保健研究会」を年1回開催しております。

 

精神鑑定

 裁判所、検察庁からの依頼により、鑑定医や精神保健審判員として精神鑑定(刑事・民事)を実施し、触法精神障害者の処遇決定に貢献しております。治療・社会復帰支援研究部門の椎名明大特任教授が、鑑定医としての貢献を評価され、2018年3月に千葉地方検察庁、2019年3月に東京高等検察庁より感謝状を贈呈されました。

 

外部講師 等

 法務省からの依頼により、職員を対象としたグループワーク、認知行動療法、性犯罪者処遇プログラムの講師や全国の刑務所、保護観察所等のスーパーヴァイザー、少年院の入所者と対象としたマインドフルネス外部講師などを担当し、心理学の専門家として、幅広く司法精神保健分野に貢献しております。