募集

ページタイトル画像

先輩からのメッセージ

2015年入局 横川大樹さん(現千葉大学医学部附属病院)

2013年福井大学卒。2015年から千葉大学総合診療科に在籍させてもらい、家庭医療専門医(日本プライマリ・ケア連合学会)と総合内科専門医(日本内科学会)の2つの専門資格をまた、入局2年目から大学院に通い、博士号も一緒に取得しました。無理なく自分のペースでキャリア形成することができています。研究や助成金申請の方法などを教えて貰う機会もあり、自分でも少しずつできるようになりました。研究結果を論文にして、社会に還元していきたいと思っています。

趣味は動画配信サービスでお笑い動画を見ること、ゲーム(デジタル・アナログ共)をすることです。趣味が講じて健康の知識を楽しく学ぶボードゲームの開発を有志と行っています。

2018年入局 石塚晃介さん(現横浜市立大学医学部総合診療医学)

千葉大総診で総合診療専門医の1期生として研鑽させて頂き、現在は母校の横浜市大で勤務しています。自分が総合診療医になろうと思ったきっかけは、大学4年生の研究期間で総合診療科を選択した時です。500名弱の患者さんに直接聞き取りアンケート調査を行い、患者さんが何を期待して病院を受診するか、受診理由に関して研究を行いました。患者さん目線で総合診療に対してどんな期待を持っているのかを言語化したことは大きなモチベーションとなりました。治療のスタートラインに立てず長年苦しんでいる患者さんが多くいる現場を見て、大学病院では診断に対するニーズが大きいと実感しました。加えて、中小病院では地域の急病に対応し、緩和医療も行える病院総合医、市中では適切な見立てのもとに治療・ケアの個別性を具現化できる家庭医として、働く場所に応じて求められる医療に柔軟に対応できる総合診療医になりたいと強く思いました。

千葉大総診では、症状を細かなところまで聴取し、診療チーム一丸となって長年苦しんでいる患者さんに問診で診断に迫っていきます。そして、千葉県内外の豊富な連携施設で充実した研修を行うことができます。

2019年入局 吉川寛さん(現千葉大学医学部附属病院感染症内科) 

私は研修医の時、将来的に感染症内科医として働きたいと考え、まずは内科を網羅的に学ぶため、千葉大総合診療科に入局しました。入局1年目は大学勤務で1日1例のペースで診察し、想起した疾患の合う点、合わない点を徹底的に上級医とディスカッションすることでコモンからレアな疾患まで幅広く学ぶことができました。入局2年目以降は大学で学んだことをベースに、市中病院で外来から入院まで数多くの症例を担当し、医師として大きく成長できたと感じています。

現在は千葉大総診に籍をおかせてもらいつつ、千葉大学感染制御部で院内コンサルト、HIV診療、感染症教育などを中心に働木、総合診療医としても一般内科外来や救急外来での診療は継続しています。将来的には感染症内科という希望も関わらず、快く受け入れてくれた千葉大総診には本当に感謝しています。

2020年入局 栗原むつかさん(現成田赤十字病院)

東北から関東に出てきたばかりの研修医1年目で千葉大学総合診療科と出会い、未診断だった患者様の病が問診と身体診察、臨床推論で明らかにされていく様子に感銘を受けました。3年目で臓器専門に進む道も考えましたが、臓器横断的に広い知識も経験を持つ総合診療科の先生方のようになりたいという想いが芽生え、自分の臨床の骨格を作りたいと思い入局しました。

現在とても充実した専攻医生活が送れていると感じています。内科専攻医であり外病院で病院総合内科の研鑽や専門科研修もさせて頂きました。当科と未連携の病院もありましたが、学んでみたい!の気持ちを胸にご相談し、プログラムを組んで頂くなど柔軟にご対応頂けました。大学も、市中病院も、両方のいいところを吸収できるのも当科ならでは魅力だと思っています。外病院では内科外来や救急当直もありますが、臓器横断的に考えようとする姿勢を忘れないでいられると感じます。 

2020年入局 田村弘樹さん(現東千葉メディカルセンター) 

私が総診を選んだきっかけは千葉大総診の見学です。学生時代は産婦人科を志望しておりましたが、かねてより産婦人科医は妊婦さんの総合診療医であるという考えあったため、研修病院見学する際には総合診療科も見学していました。 

千葉大総診見学をさせていただいた際の症例カンファレンスで、患者の年齢・性別・主訴が提示された瞬間に、司会の生坂教授が「最終診断分かっちゃったよ」とやや悲しげにご発言されました。当時の私は何故この瞬間に診断が分かるのか(分かるはずがない)、そして分かったのなら何故悲しむのか理解できませんでしたが、初期研修千葉大総診をローテートする中で、その理由を少しずつ理解できるようになり、千葉大総診の診断レベルの高さ・学習や教育への貪欲さに由来する結果であったと解釈しました。 

医局の先生方も温かく、いつの間にか千葉大総診に入局し、今に至ります。皆さんもそんな衝撃体験ができるかもしれない「千葉大総診の見学」、ぜひ一度ご参加ください