臨床研究

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侵襲的冠動脈造影を基準とする冠動脈CT診断能の進歩の検討

2017/10/05

現在、循環器内科では、既存の臨床データを用いて「侵襲的冠動脈造影を基準とする冠動脈CT診断能の進歩の検討」に関する後ろ向き研究を行っています。今後の治療に役立てることを目的に、この研究では冠動脈疾患疑いの患者さんの診療情報などを利用させて頂きます。診療情報などがこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。

研究課題名

侵襲的冠動脈造影を基準とする冠動脈CT診断能の進歩の検討

研究の意義・目的

冠動脈CTの冠動脈狭窄検出能・診断能を、侵襲的冠動脈造影検査 (冠動脈カテーテル検査)と比較することで評価します。また、近年の新しい画像再構成法を中心としたCT機器の進歩に伴い、この診断能が向上しているかを評価します

研究の方法

当院で2008年以降に狭心症など虚血性心疾患が疑われ心臓CTと冠動脈造影の両者を施行した症例を後ろ向きに抽出し、CTの冠動脈狭窄診断能を検証します。画像再構成法等のCTの進歩に伴いこの診断能が改善したかも検証します。その際は患者様の病歴・身体所見・治療内容・検査所見などのデータについても比較検討します。

個人情報の取り扱いについて

本研究で得られた個人情報は、匿名化し外部に洩れることのないように厳重に管理します。研究成果の発表にあたっては、患者さんの氏名などは一切公表しないこととします。データ等は、千葉大学医学部附属病院検査部の鍵のかかる棚で保管します。

研究に診療情報などを利用して欲しくない場合について

ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。


文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。

研究実施機関

千葉大学医学部附属病院 循環器内科

本件のお問合せ先

医学部附属病院循環器内科
医師 髙岡 浩之
TEL:043(222)7171 内線72103