研究について

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研究グループ紹介


当科では、日常臨床のみならず、臨床研究、基礎研究を積極的に行っており、その成果については国内のみならず、広く世界に発信しております。

臨床研究グループについては、主に各臨床検査や治療に基づいてセクションが分かれています。具体的には、冠動脈造影検査(Coronary Angiography: CAG)などの血管造影検査、経皮的冠動脈形成術(Percutaneous Coronary Intervention: PCI)などの血管内治療を担当する冠疾患グループ、CT(コンピューター断層撮影)検査や、MRI(核磁気共鳴)検査、超音波(エコー)検査、ラジオアイソトープ(RI)検査、ポジトロン断層撮像(PET)検査など、非侵襲的画像検査を用いて循環疾患の診断を行う各画像グループ、不整脈疾患に対するカテーテル検査(心臓電気生理学検査)や、カテーテルアブレーション治療、ペースメーカーや植え込み型除細動器を用いた侵襲的治療を担当する不整脈グループに分かれています。

各グループには当科の医師が所属し、対象疾患に対する臨床検査・治療のみならず、患者様にご協力を頂いた上で臨床研究も行っています。そこから得られた研究成果については例年、American Heart Association(米国心臓病協会)やAmerican College of Cardiology (米国心臓病学会)の年次集会などの多くの国際学会や、英語論文などを通して数々の研究報告を行い、世界の循環器診療をリードすべく日々研鑽を積んでおります。

さらに当科では、主に心不全や高血圧、再生治療(心筋・血管)に関する基礎研究や、それらの臨床応用を目的としたトランスレーショナルリサーチも盛んに行っております。当科の基礎研究チームの研究内容は世界一流の科学雑誌(例 Nature Med 2004, Nature Med 2005, Nature Cell Biol 2004)に掲載されており、その業績は国内外で高く評価され、多くの学会等で賞も受賞しています。臨床研究チームと同様、現在も国際学会や英語論文にて多数の研究報告を行っています。

以降のページではこれら当科の各研究グループについて、詳細にご説明致します。