千葉大学大学院医学研究院
循環器内科学
千葉大学病院
循環器内科
2018/10/01
患者の皆様へ
「導出18誘導心電図を用いた顕性WPW症候群の副伝導路局在推定に関する後ろ向き観察研究」
本研究は、千葉大学大学院医学研究院倫理審査委員会の審査により承認を得て行っている研究です。
平成16年4月から平成31年3月までの間に当科で顕性WPW症候群に対し、その原因部位の心臓の筋肉に対しカテーテルを用いて通電し根治治療を得る、経皮的カテーテル心筋焼灼術(カテーテルアブレーション治療)を行った患者様を対象にしています。術前に記録した体表心電図所見と、治療に成功した副伝導路の部位との関連を検討することを目的として実施します。特に、近年通常の心電図記録から簡便に変換可能な、導出18誘導心電図記録との関連を主に調べます。研究期間は平成31年3月31日までの予定です。この研究により、従来よりも簡便に治療成功部位を予測することが可能になることが期待されます。
本研究にご自身のデータが利用されることについてご同意いただけない場合や、本研究についてのお問い合わせにつきましては、下記までご連絡ください。
文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。
研究実施機関
千葉大学大学院医学研究院 不整脈先端治療学寄附講座(旧 循環器病先端治療学寄附講座)
本件のお問合せ先
千葉大学大学院医学研究院 不整脈先端治療学寄附講座(旧 循環器病先端治療学寄附講座)
医師 中野 正博
TEL:043(222)7171 内線 5276