臨床研究

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臨床心臓CT画像における深層学習技術を用いた機能的冠動脈狭窄診断

2019/05/15

患者の皆様へ

循環器内科

現在、循環器内科では、既存の臨床データを用いて「臨床心臓CT画像における深層学習技術を用いた機能的冠動脈狭窄診断」に関する後ろ向き研究を行っています。今後の治療に役立てることを目的に、この研究では冠動脈疾患疑いの患者さんの診療情報などを利用させて頂きます。診療情報などがこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。

研究課題名

「臨床心臓CT画像における深層学習技術を用いた機能的冠動脈狭窄診断」

研究の意義・目的

臨床心臓CT画像を用いて深層学習技術を行い、侵襲的冠動脈造影(カテーテル検査)によって診断される機能的に有意な冠動脈狭窄診断が可能かを調査します。

研究の方法

当院で過去に心臓CTと侵襲的冠動脈造影検査 (部分冠血流予備能比測定を含む)を3か月以内に施行した症例を対象として、後者で侵襲的に診断される、機能的な冠動脈有意狭窄が、CTを用いた機械学習でも診断可能になるかを、医学部と工学研究院とで連携して調査します。

個人情報の取り扱いについて

本研究で得られた個人情報は、匿名化し外部に洩れることのないように厳重に管理します。研究成果の発表にあたっては、患者様の氏名などは一切公表しないこととします。データ等は、千葉大学医学部附属病院放射線部の鍵のかかる棚で保管します。CT画像データについては匿名化後、さらに3次元画像再構成後に千葉大学大学院工学研究院で機械学習に使用しますが、こちらも鍵のかかる解析室で管理します。

研究に診療情報などを利用して欲しくない場合について

ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。


文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。

研究実施機関

千葉大学医学部附属病院 循環器内科

本件のお問合せ先

医学部附属病院循環器内科
医師 髙岡 浩之
TEL:043(222)7171 内線 72103