臨床研究

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臨床心臓CT画像等の臨床情報を用いた深層学習による急性冠症候群発症の予測

2021/11/27

患者の皆様へ

循環器内科

現在、循環器内科では、既存の臨床データを用いて「臨床心臓CT画像等の臨床情報を用いた深層学習による急性冠症候群発症の予測」に関する後ろ向き研究を行っています。この研究では急性冠症候群の患者様の診療情報などを利用させて頂きます。診療情報などがこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。 

研究課題名

「臨床心臓CT画像等の臨床情報を用いた深層学習による急性冠症候群発症の予測」

研究の意義・目的

臨床心臓CT画像に加えて、喫煙歴や糖尿病などの動脈硬化危険因子有無等の臨床情報を用いて深層学習技術を行うことで、患者様の将来的な急性冠症候群の発症の予測が可能になるかを調査します。

研究の方法

当院で過去に心臓CT検査施行後に、急性心筋梗塞症や不安定狭心症等の急性冠症候群に罹られた症例を対象として、CT画像を中心とした臨床情報の機械学習を行うことにより、急性冠症候群を発症しやすい患者様や冠動脈病変を事前に予測することが可能になるか、ベンチャー企業のPerfect Imaging laboratoryと連携して調査します。

個人情報の取り扱いについて

本研究で得られた個人情報は、匿名化し外部に洩れることのないように厳重に管理します。研究成果の発表にあたっては、患者様の氏名などは一切公表しないこととします。CT画像や冠動脈疾患リスク因子有無や治療歴等、深層学習に用いる臨床情報については匿名化後、上記Perfect Imaging laboratoryで機械学習に使用し、鍵のかかる解析室で管理します。対応表を含めた臨床データ等は、千葉大学医学部附属病院放射線部の鍵のかかる棚でも保管します。

研究に診療情報などを利用して欲しくない場合について

ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。


文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。

研究実施機関

千葉大学医学部附属病院循環器内科

本件のお問合せ先

医学部附属病院循環器内科
医師 髙岡 浩之
TEL:043(222)7171 内線 72103