千葉大学大学院医学研究院
循環器内科学
千葉大学病院
循環器内科
循環器内科学教室第三研究室、通称3研は、主に心不全を対象として、基礎研究からトランスレーショナルリサーチにつなげた臨床研究まで幅広く研究している研究室です。
培養心筋細胞を用いた心不全治療の開発を行っています。また、マウス、ラット、ラビット、ブタを用いた、幅広い心不全動物モデルを用いて、様々な薬剤の心不全治療開発を行っています。今までに、顆粒球コロニー刺激因子(granulocyte colony-stimulating factor; G-CSF)を用いた、急性心筋梗塞に対する新規治療の開発、HMG-CoA還元酵素阻害薬(通称スタチン)の心不全に対する抑制効果の研究などを行ってきました。
現在は、糖尿病治療薬DPP-4阻害薬の心血管疾患に対する治療薬としての可能性、心不全における免疫細胞・炎症の関与に関する研究を精力的に行っています。
基礎研究を臨床応用につなげることを目指し、ブタを用いた前臨床試験や、臨床研究を行っています。
アンジオテンシンII受容体AT1拮抗薬(ARB)を中心とした、降圧薬のヒトを対象とした臨床研究を行っています。
千葉大学大学院薬学研究院分子心血管薬理学、東海大学工学部医用生体工学科と共同で研究を行っています。