千葉大学大学院医学研究院
診断推論学
千葉大学病院
総合診療科
診断推論のスキルは外来、病棟、救急、在宅などあらゆる診療セッティングで求められます。そしてこのスキルは、診断のみならず治療方針の検討、決定の他、医療現場で求められる問題解決能力の基盤となるスキルです。リスキリングコースは総合診療領域以外の医療者や診療ブランクがある方など、高頻度疾患を中心に基礎から学習したい方向けの学習プログラムであり、アドバンストコースは総合診療専門医向けの診断のついていない症候への包括的統合アプローチを研鑽するプログラムです。
・高頻度疾患を中心に診断推論を基礎から学びたい方
・総合診療以外の領域の医療者(医師、看護師、薬剤師等)
・出産、育児、介護等による診療ブランクがある方
・総合診療または総合内科専門研修プログラム修了者、またはそれに相当するジェネラリスト
・診断推論に係る研究を行いたい方
1)総合診療外来の特徴を理解する。
2)高頻度疾患や稀だがシンプルな事例の鑑別診断および初期対応ができる。
3)高頻度疾患の稀なプレゼンテーションを認識できる。
1)ベイズの定理や行動科学など、診断推論の総論を概説できる。
2)非典型例や複雑事例など診断困難例の鑑別診断および初期対応ができる。
3)心理行動・社会的な問題を診断推論に組み込んだ患者マネジメントができる。
①臨床能力を高める症例検討カンファレンスへの参加(Microsoft Teamsによる遠隔参加可)。病歴を中心として、身体診察や検査所見を病態生理と解剖で正しく理解し、自身の診療現場にフィードバックできる適切な考え方を身につけるための教育環境を構築している。
②総合診療科外来における外来診療研修(オプション)
③関連診療所における外来診療、在宅医療、および緩和ケア研修。予防医学、リハビリ テーション、介護福祉施設、地域保健活動、IPE/IPWを経験する。
④Youtubeを用いた自己学習コンテンツ配信システムによるオンディマンド学習(過去 カンファレンス録画映像の視聴)
⑤診断推論学におけるリサーチ(オプション) 上記①〜⑤を学習者のニーズに合わせ、適宜、選択する(組合せも可)。
⑥研修登録医専用メーリングリストへの症例相談 自身が経験した事例の相談をメーリングリストに投稿でき、1日以内に教授以下、教室 員が回答してフィードバックを行う。
MEQ または MCQ(プレ・ポストテスト形式)での評価基準を満たした者にコース修了証書を授与する。
医師又は歯科医師の免許取得後2年以上経過した開業医及び勤務医の方々です。
申請年度の4月1日から3月31日までの間で、1か月以上12か月以内(月単位)です。
研修登録医受入れ許可書の交付を受けたときは、研修料(月額6,600円)を全額前納してください。なお、既納の研修料は還付できません。
•履歴書(様式の指定はありません)
•健康診断書
•勤務医にあっては、所属長の承諾書
•実習生の検査・ワクチン接種及び胸部X線写真のお願い(感染症管理治療部発)
診療業務を行う可能性がある場合は別途手続きが必要になりますので、診療科にご確認願います。
診療従事許可願 様式
前年度に引き続き申請する場合で、記載内容に変更がない方は履歴書、個人情報保護に関する誓約書の提出を省略できます。
書類の提出先は総合診療科ではなく、千葉大学医学部附属病院 総務課総合医療教育係となります。
募集要項詳細URL:https://www.ho.chiba-u.ac.jp/chibauniv-resident/doctor/education/recruit.html
〒260-8677 千葉市中央区亥鼻1-8-1
電話番号:043-222-7171(内線 6012、6013) FAX:043-224-3830(総務課)
E-mail:byoin-kenshuu@office.chiba-u.jp
研修登録を決めてくださった方、もう少し詳細を聞きたい方、一度外来見学されたい方、応募手続きに困っている方、遠慮なくご連絡ください!
皆様と一緒に診断推論学べるのを楽しみにしております!
問い合わせについては以下のURLからフォームに入力をお願いします。