臨床研究

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補助循環用ポンプカテーテルに関するレジストリ事業

2018/11/16

現在、循環器内科および心臓血管外科は多施設共同の学術研究「補助循環用ポンプカテーテルに関するレジストリ事業」に参加しています。本レジストリは補助人工心臓治療関連学会協議会のインペラ部会において定められた適正使用指針に基づき実施される臨床研究で、今後の治療に役立てることを目的に、補助循環用ポンプカテーテルを使用されたすべての患者さんの診療情報などを利用させて頂きます。診療情報などがこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。また補助人工心臓治療関連学会協議会インペラ部会のサイトhttps://j-pvad.jp/registry-opt-out/ にもこの学術研究の説明がありますのでご参照ください。

研究課題名

「補助循環用ポンプカテーテルに関するレジストリ事業」

研究の意義・目的

本邦における補助循環用ポンプカテーテルの使用状況や性能に関する情報等を把握し、得られた情報を解析することにより、生存率や予後の改善等に影響を与える因子の探索(解析)を行い、今後の心原性ショック等の急性心不全の病態にある患者の救命治療についての臨床評価や臨床管理などに役立てます。また、補助循環用ポンプカテーテルの臨床上のリスクとベネフィットを明らかにし、適切な安全対策を推進し、適正な使用の普及に役立てることを考えています。

研究の方法

平成30年7月から平成32年6月までの間に、当院において心原性ショック等の急性心不全の病態にあると診断され、補助循環用ポンプカテーテルを使用されたすべての患者さんのデータを収集させて頂きます。収集する主な項目は以下の通りです。

本レジストリのデータは、電子データシステムを用いて、各施設からインペラ部会へ提供します。

個人情報の取り扱いについて

本研究で得られた個人情報は、匿名化され外部に洩れることのないように厳重に管理します。また患者個人情報を完全に保護するために、提出される症例データには患者を特定できる情報は記載されません。研究成果の発表にあたっては、患者さんの氏名などは一切公表されません。データ等は、千葉大学医学部附属病院心臓血管外科 臨床研究室の鍵のかかる棚で保管します。

研究に診療情報などを利用して欲しくない場合について

研究への協力を希望されない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。


文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。

研究実施機関

千葉大学大学院医学研究院 循環器内科学、心臓血管外科学 
千葉大学医学部附属病院 冠動脈疾患治療部

本件のお問合せ先

千葉大学医学部附属病院心臓血管外科
助教 松浦 馨
TEL:043(222)7171 内線 5453