臨床研究

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腹部ステントグラフト術後血管イベントの早期予測システムの開発

2023/02/08

 現在、心臓血管外科では、「腹部ステントグラフト術後血管イベントの早期予測システムの開発」に関する研究を行っています。今後の治療に役立てることを目的に、この研究では過去に当院で腹部大動脈瘤、腸骨動脈瘤の手術を行った患者の診療情報と、当該疾患を持たない方の術前後のCTデータを利用させて頂きます。診療情報などがこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。

研究課題名

腹部ステントグラフト術後血管イベントの早期予測システムの開発

研究の意義・目的

 腹部大動脈瘤(腸骨動脈瘤を含む)の血管内治療ステントグラフト内挿術後の瘤拡大・形態変化のメカニズムの解明と、破裂などの有害事象発生を予測する評価方法の確立

研究の方法

 診療録に記載されている身長、体重、病歴、血液検査値、画像検査データ(主にCT画像)、初回手術以降フォローアップ時のCTデータでの、大動脈瘤径、ステントグラフトの形状・位置データと、有害事象発生時のデータの解析

個人情報の取り扱いについて

 本研究で得られた個人情報は、匿名化して管理し外部に洩れることのないように厳重に管理します。研究成果の発表にあたっては、患者さんの氏名などは一切公表しないこととします。データ等は、千葉大学大学院医学研究院心臓血管外科、千葉大学工学部の研究室内の鍵のかかる保管庫で保管します。

研究に診療情報などを利用して欲しくない場合について

 ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。

 

■本研究に関する問い合わせ

  研究実施機関  :千葉大学医学部附属病院心臓血管外科
  本件のお問合せ先:医学部附属病院心臓血管外科
           医師 渡邉 倫子
           043(222)7171 内線72171

 

文部科学省・厚生労働省・経済産業省による「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。