お知らせ

ページタイトル画像

第56回日本小児外科学会学術集会に参加しました

2019/06/16

2019年5月23日から25日まで福岡県,久留米シティプラザで開催された第56回日本小児外科学会学術集会に参加しました.

当科からは齋藤が「小児先天性胆道拡張症術後の肝内結石への対処」・「小児食道MII-pH検査における手動解析の意義」,照井が「先天性横隔膜ヘルニア診療ガイドライン改訂に向けての今後の展望」・「小児外科手術の医療品質評価―リスクモデル作成の進捗報告―(続報)」・「インターネット上における小児外科関連医療情報の評価―適切な情報に辿り着けるか?―」,中田が「小児腹部外傷における消化管・腸間膜損傷の受傷機転と手術」,小松が「当科における進行神経芽腫外科治療の変遷」,柴田が「自作マークシートによる臨床的排便機能評価スコアの簡便な収集とデータ化」,原田が「神経芽腫細胞由来の液性因子による樹状細胞への抑制効果に関する研究」,秦が「骨盤内原発横紋筋肉腫による尿路閉塞の検討」,西村が「膿瘍形成性虫垂炎におけるInterval Appendectomyの成否に関する検討」,工藤が「当科における胆道閉鎖症の治療変遷と長期自己肝生存に関わる因子の検討」をそれぞれ発表してきました.

例年同様,多種多様の演題に関して活発な討議がなされ,非常に実り多い学会参加となりました.個人的には代謝栄養のセッション・セミナーで最新の知識を学ぶことができ,学会から戻ってすぐに実臨床に活かすことができました.小児外科はまだまだ発展途上の領域であり,日進月歩であることを実感しました.

久留米の街は活気にあふれ,駅や街頭には学会のポスターが沢山あり,街ぐるみで学会開催を応援してくださっておりました.私はとんぼ返りのため久留米グルメは堪能できませんでしたが,機会があればまた是非訪れたいと思います.

 

文責 秦佳孝

DSC_0191-2.jpgDSC_0193-2.jpg