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第57回日本小児外科学会学術集会に参加しました

2020/11/05

2020年9月19日から21日まで東京 都市センターホテルで開催された第57回日本小児外科学会学術集会に参加しました。今回はコロナウイルスの影響のため、会期も通常の5月より9月へ変更となり、都市センターホテルでの現地開催とWeb参加可能なハイブリット方式となりました。

当科からは菱木が「開発途上国における小児ガンの診療能力強化事業〜小児外科医の立場から」、齋藤が「胆道閉鎖症術後長期自己肝生存例の管理上の諸問題」・「気管食道瘻再開通に対する手術の工夫」、照井が「先天性横隔膜ヘルニアのCatch-up growthと適切な投与熱量について」、中田が「Clinical Cases Interactive Session」、小松が「ICG蛍光法を用いた術中胆道造影により胆管切離部位を特定した先天性胆道拡張症の1例」、笈田が「Ncx-/-マウスを用いた腸管神経異常疾患発症の分子機構解析」、秦が「動脈管血流方向定量化によるCDH手術時期の最適化」・「高位空腸瘻・回腸瘻のダブルストマ管理の工夫が奏功した絞扼性イレウスの一例」、川口が「粘膜ワクチンを用いた肥満や糖尿病に関連する腸内細菌Clostridium ramosumの制御」、西村が「年少児の急性虫垂炎における身体的特徴の検討」、をそれぞれ発表してきました。

学会がハイブリット形式になり、自身の発表も医局からのオンラインで行わせていただきました。発表後は会場からの質問に加え、オンライン上で視聴している方からの質問もあり、新しい学会形式を直に感じることができました。オンラインでの学会参加は仕事の空き時間にも学会に参加できるメリットがありましたが、やはり会場で落ち着いて参加したい気持ちもありました。来年度はコロナが収束し、現地での参加ができることを願っております。
(文責 川口雄之亮)