千葉大学 大学院医学研究院 和漢診療学講座

研修を希望される方へ

先輩医師の体験談

八木 明男(2010年入局)

私は母校の千葉大学を卒業後、初期研修を終え、2010年に当和漢診療科に入局しました。入局後は半年間、和漢診療科の病棟での診療を中心とした研修を受け、その後に鹿島労災病院で1年間、社会保険船橋中央病院(現在はJCHO船橋中央病院)で1年半の内科研修を受けました。以後は和漢診療科の医員として勤務し現在に至ります。また、大学院にも所属しており、他の研究室に出向し、予防医学の研究をしています。  私は学生時代から和漢診療に興味を持っており、当科の先輩方とお話しする機会に恵まれておりました。私にとっての和漢診療の魅力は三つあります。  一つは患者さんを選ばない総合診療であること、二つ目は2000年以上の歴史を持つ伝統医学であること、そして最後は、天然の植物や動物、鉱物を使って患者さんの治療をする自然医学であることです。  和漢診療を集中的に学ぶことができ、しかも西洋医学も身につけることができる環境は、日本ではとても限られています。また、進路についても固定されたものではなく、入局者の希望や関心により、ある程度柔軟に対応することができると思います。興味があるようでしたら是非ご連絡ください。お待ちしております。