千葉大学 大学院医学研究院 和漢診療学講座

和漢診療学講座について

行事および研究活動

受賞

  • 並木隆雄 日本東洋医学会学術賞受賞講演
    「日本漢方における腹診のエビデンスを求めて ~近代の文献における腹診所見の集約~」
    2013年6月 第64回日本東洋医学会学術総会
  • 岡本英輝 ポスター発表会頭賞
    「当科開設後5年間における治療抵抗性の舌痛症に対する漢方治療経験と検討」
    2013年6月 第64回日本東洋医学会学術総会
  • 王子剛 ポスター発表会頭賞
    「舌撮影解析システム(TIAS)を用いた舌色解析~舌色と和漢診療医学的所見・西洋医学的検査所見との検討~」
    2012年6月 第63回日本東洋医学会学術総会

メディア情報

行事

セミナー情報

2020年度千葉大学病院和漢診療科院内講演会
『白衣で学ぶ漢方入門セミナー』

第1回・・・明日から役立つ漢方の基礎知識

日時:1月14日(木)19:00~ 20:00
講師:和漢診療科 科長 並木隆雄

第2回・・・アレルギー性鼻炎の漢方療法について

日時:1月25日(月)19:00~ 20:00
講師:和漢診療科 特任准教授 平崎能郎

第3回・・・感冒・インフルエンザに対する漢方治療とその歴史

日時:2月2日(火)19:00~ 20:00
講師:和漢診療科 根津雅彦

第4回・・・漢方薬の服薬指導

日時:2月18日(木)19:00~ 20:00
講師:千葉大学柏の葉診療所 薬剤師 角野めぐみ

第5回・・・漢方薬の保険適用症を読み解く(診療と服薬指導を円滑に行うために)

日時:2月25日(火)19:00~ 20:00
講師:千葉大学柏の葉診療所 漢方内科 勝野達郎

漢方を使ったことのない方、初学者だけどもっと使い方を知りたい方を中心に、少しでも漢方薬に馴染んでいただくために「白衣で学ぶ漢方」をコンセプトに講演を企画しました。全5回、毎回完結です。また、研修医・医師・看護師・コメディカルなど医療関係者の方ならどなたでも参加可能です。皆様の参加をお待ちしています。
参加のお申し込みは こちらをご参照下さいませ。

第45回千葉東洋医学シンポジウム
ーKAMPOが癌治療の中でできることー

代表世話人:巽 浩一郎 先生
(千葉大学真菌医学研究センター呼吸器生体制御学研究部門 特任教授)
会長:加藤 直也 先生(千葉大学大学院医学研究院消化器内科学 教授)

日時:2021年3月13日(土) 15:15-18:05
会場:三井ガーデンホテル千葉
(ソーシャルディスタンス確保のため、会場は『定員20名』とさせていただきます)(会場参加の先生方には軽食をご用意いたします)
WEB:アドレスの登録が必要です

≪プログラム≫

新代表世話人挨拶

千葉大学大学院医学研究院 先端応用外科学 教授 松原 久裕 先生

オープニングリマークス

千葉大学大学院医学研究院 消化器内科学 教授 加藤 直也 先生

教育講演(15:25-15:55)

座 長 千葉大学医学部附属病院 和漢診療科 診療教授 並木 隆雄 先生
「 中医オンコロジー:癌に対する漢方治療についての新たな認識 」
千葉大学大学院医学研究院 和漢診療学 特任准教授 平崎 能郎 先生

特別講演1(15:55-16:55)

座長 千葉大学真菌医学研究センター呼吸器生体制御学研究部門
特任教授 巽 浩一郎 先生
「 地方大学から世界へ発信する漢方薬のADME研究 ~薬物動態からみるERASと漢方~ 」
高知大学医学部外科学講座外科1 教授 花﨑 和弘 先生

特別講演2(16:55-17:55)

座長 千葉大学大学院医学研究院 消化器内科学 教授 加藤 直也 先生
「 がんサポーティブケアと漢方:処方選択のヒント 」
金沢医科大学腫瘍内科学 主任教授  元雄 良治

クロージングリマークス

千葉大学大学院医学研究院 腎臓内科学 教授 淺沼 克彦 先生

参加費(会場参加):1,000円
共催:千葉東洋医学シンポジウム、株式会社ツムラ
後援:千葉県医師会、千葉市医師会、千葉県薬剤師会
※本シンポジウムは千葉県医師会生涯教育講座として2.5単位が承認されております。【カリキュラムコード:83相補・代替医療、19身体機能の低下、53腹痛、18全身倦怠感、63四肢のしびれ】
※単位取得には医籍番号が必要です。

参加のお申し込みは こちらをご参照下さいませ。

教育と研究活動

東洋と西洋の叡智を結集して、新しい時代の「個の医療」の実現を目指しています。そのためには、まず「漢方医学」の体系を理解しなければなりません。このために『傷寒論』、『金匱要略』などの古典や、江戸時代以後に活躍した漢方の臨床 家の著作などを学ぶ機会を提供しています。さらに、これらの著作から得た知識を臨床実践を通して追試することを行っています。その臨床実践の場が「附属病院・和漢診療科」であり、「柏の葉診療所」というわけです。

このような臨床実践を基盤として、さらに漢方の不思議を解き明かすための研究を基礎研究のエキスパートと連携しつつ展開しています。主な研究課題は次のとおりです。

1.漢方医学の病態解析

漢方医学は陰陽虚実、気血水、あるいは五臓など、独特の病態把握のノウハウを持っていますが、これら諸概念の意味することを科学的に解明すること。

2.漢方方剤の薬理学的研究

漢方方剤は複数の生薬を組み合わせて成り立っています。一つの生薬にも様々な化学成分が含まれており、この生薬を複数組み合わせた漢方方剤は「多成分系薬物」と呼ぶことができます。そこで私たちは「漢方方剤」を一つの薬物単位とみなし、その効果発現の機序を免疫学的手法など、様々な手段を動員して明らかにしようと考えています。
勿論、この様な研究のプロセスで単一化合物の生理活性が浮き彫りになることもありますが、新薬開発のようにひたすら一つの活性物質を探求することを至上命題とはしていません。複雑系を複雑系として理解する方向で研究を進めています。

3.漢方方剤の臨床研究

漢方医学は本来的には個々人の病態にきめ細かく対応出来る治療体系です。そこで、漢方治療が奏功した一例一例の症例を治療経験として論文にすることに最大の努力を傾けています。
しかし、「それでは漢方方剤は本当に効くのか」という、西洋医学側からの疑問には十分に答えられません。そこで、症例集積研究や、プラセボを用いた無作為化試験なども行っています。また、国内の漢方方剤に関するEBM情報を収集しています。その成果は『EBM漢方』(医歯薬出版)などの刊行を通して情報公開しています。

教育活動

千葉大学医学部における医系学部生(医学部・薬学部・看護学部)に「和漢診療学」の講義と臨床実習の場を提供しています。この他に、学生サークル「千葉大学東洋医学研究会」の公開講座での連続講義も行っています。

以上のような教育・研究活動の具体的成果に関しては画面右メニューの各年度実績をクリックしてご覧頂けます。