研究紹介

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糖尿病・代謝・内分泌・老年病分野

当分野の主な研究・目的

糖尿病・代謝・内分泌・老年病分野において、糖尿病は最も広く知られるcommon diseaseです。
近年では新薬の登場もめざましく以前よりも治療の幅は格段に広がっていますが、根本的な治療法はいまだ存在しません。私たちの講座では、基礎研究によって糖尿病が発症するそもそもの原因や、合併症が生じるメカニズムの解明を通して、予防法の確立や新たな治療法の開発につなげていきたいと考えています。同時に、臨床研究によって様々な視点から病態を解析し、新たなエビデンスの創出を目指しています。

また当科には、糖尿病の患者さん以外にもWerner症候群をはじめとした遺伝的早老症や外科治療を必要とする高度な肥満症、副腎や下垂体疾患をはじめとした内分泌疾患患者さんが数多く受診されてきます。
いずれも非常に奥が深い疾患であり、臨床から生まれる疑問や問題点を解決すべく、国内外の共同研究先との技術交流を通じて新たな分子病態解明および治療法の開発に取り組んでいます。

更に当科の患者教育には多職種チーム医療の重要性が言われていますが、そのリーダーとしての医師に求められる技術は、医学教育にも通じるところがあります。大学病院の3本柱である診療・研究・教育のうち、教育に相当する医学教育研究についても、私たちの講座は積極的に取り組んでいます。グローバルな交流を通じて、臨床マインド・研究マインドを持つgeneralistかつ専門医を育てることを目標としています。

基礎研究

臨床研究・医学教育研究