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患者の皆様へ

2022年4月15日
千葉大学大学院医学研究院附属法医学教育研究センター

 現在、法医学教育研究センターでは、「臨床法医学での虐待評価の後方視的研究」に関する研究を行っています。今後の治療に役立てることを目的に、この研究では生体鑑定を受けた事例の診療情報などを利用させて頂きます。診療情報などがこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。

1.研究課題名 「 臨床法医学での虐待評価の後方視的研究 」

2.研究の意義・目的 「 虐待児に特徴的な背景、リスク、予後、所見や検査などを評価する上で、臨床法医学がどの程度役に立つかを調べます 」

3.研究の方法  法医学教育研究センターに2014年1月1日から2025年3月31日の間に生体鑑定依頼を受けた事例の背景(年齢、性別、病歴、既往歴、家族歴など)、疑われる虐待種類、損傷の有無や場所、検査、他科コンサルト、当センターの総合評価、最終的な処遇等についてデータベースを後方視的に評価します。

4.個人情報の取り扱いについて
 本研究で得られた個人情報は、匿名化して管理し外部に洩れることのないように厳重に管理します。研究成果の発表にあたっては、患者さんの氏名などは一切公表しないこととします。データ等は、千葉大学大学院医学研究院附属法医学教育研究センターの鍵のかかる保管庫で保管します。

5.研究に診療情報などを利用して欲しくない場合について
 ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。

研究実施機関:千葉大学大学院医学研究院附属法医学教育研究センター
本件のお問合せ先:千葉大学大学院医学研究院附属法医学教育研究センター
         医師 齋藤直樹
         043(226)2078 内線5223