研究・業績

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臨床研究

臨床研究に関するお知らせ

千葉大学大学院医学研究院 神経内科学では、難治性神経疾患の克服を目指して、以下のような臨床研究を行っています。

これらの臨床研究は、文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」等の「医学系指針」に基づき実施しています。

研究は診療の一環として得られた検査データもしくは検体の一部を対象として行います。研究のために不必要な検査が追加されることはありません。
(研究のための検査をお願いする場合は、ご説明を別途行いご同意を頂いた上で行います)。

研究の対象となる患者さんもしくはご家族の方で、以下の研究へのご参加を希望されない方はそれぞれの問い合わせ担当者もしくは担当医にご連絡ください。たとえ参加をお断りになられても、不利益を受ける事はありません。また、同意した後に、いつでも同意を撤回することができます。ただし、すでに研究結果を学会・論文にて公表されている場合は、データを破棄できない場合があります。

お申し出が無い場合は、各研究への参加についてご同意を頂いたものとさせて頂きます。ご了承くださいますようお願い申し上げます。

研究テーマ

神経筋疾患における電気生理学的検査の有効性に関する多施設共同観察研究

研究の背景

神経伝導検査などの電気生理学的検査は神経や筋肉のご病気を診断するためには非常に大切な検査です。
しかし、病院間で検査機器、手技などが異なるため、検査結果を共有し、診断や治療などに役立てることが難しい状況です。

意義・目的

多施設間で神経伝導検査などの電気生理学的検査の検査手技を統一し、正常値の設定、診断基準の作成、病態の解析などを目指す。

対象

千葉大学医学部附属病院神経内科の筋電図外来を受診される患者さん

研究方法

通常の診療の一環として行われる電気生理学的検査の検査結果を個人が特定されない形式に変換し、千葉大学医学部附属病院神経内科または共同研究施設において解析を行います。

研究機関名

千葉大学医学部附属病院神経内科、帝京大学神経内科、都立神経病院神経内科、埼玉医科大学神経内科、埼玉リハビリテーションセンター神経内科、横須賀共済病院神経内科

個人情報に関する手続き

試験で得られたデータ類を取扱う際は、個人情報の保護に十分配慮いたします。病院外に提出する報告書には個人を特定できる情報を含みません。また、試験の結果を公表する際にも、対象になる患者さんを特定できる情報が含まれることはありません。試験の目的以外にデータを使用することはありません。

苦情対応窓口

千葉大学医学部附属病院神経内科 桑原 聡
TEL.043-222-7171 [内5414]

筋萎縮性側索硬化症の自然史ならびに予後への影響因子に関する観察研究

研究の背景

筋萎縮性側索硬化症(ALS)は全身の筋力低下が進行する変性疾患です。気管切開を行わない場合、発症から死亡までの予後は平均40ヶ月程度とされています。これまで大規模臨床試験により有効性が確認されている治療薬にriluzoleがありますが、これも予後を数ヶ月延長する効果しかないとされています。このため既存の治療法は不十分であると言え、新規の治療法の開発が期待されています。

最近になり、高脂血症や糖尿病の合併がALSの予後をかえって改善する、という報告がなされ注目されています。このため、例えばこのような代謝に関連する因子などは、新規の治療介入点の候補となり得る可能性があります。このように、疾患の予後に関連する因子を検討・探索することは、患者の予後のより正確な予測や、新規治療介入点の探索などに役立つと考えられます。

このため、これまで当院神経内科で診断・治療されたALS患者の診療情報を収集し、集計及び要約することで、ALSの予後に関連する因子を検討・探索し、今後のALS患者の予後のより精度の高い予測を可能にするための基盤の構築を目指し、また新規治療介入点の探索を行うことを検討しています。

意義・目的

ALSの患者様の問診や診察・検査結果から得られたデータの収集することを目的とします。
診療を通じて得られ、診療録に記載のある病歴、身体・神経学的所見、画像検査データ、臨床神経生理検査データの全てが対象となります。ALSの病態基盤を明らかにできる可能性があり、今後の治療法の開発にもつながる可能性があります。

対象

2000年4月以降に千葉大学医学部附属病院神経内科の外来を受診され、ALSの診断がなされたあるいはそれが疑われたる方が対象となります。

研究方法

通常の診療の一環として行われた問診・診察・検査結果のデータを後日収集させていただきます。得られたデータをカルテと照合し、個人が特定されない形式に変換し、千葉大学医学部附属病院神経内科において解析を行います。

研究機関名

千葉大学医学部附属病院神経内科

手数料

患者様に手数料が発生することはありません。

個人情報に関する手続き

試験で得られたデータ類を取扱う際は、個人情報の保護に十分配慮いたします。病院外に提出する報告書には個人を特定できる情報を含みません。また、研究の結果を公表する際にも、対象になる患者さんを特定できる情報が含まれることはありません。当研究以外にデータを使用することはありません。ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。

苦情対応窓口

千葉大学医学部附属病院神経内科 桑原 聡
TEL.043-222-7171 [内5414]

筋萎縮性側索硬化症の発症・進行・予後に関する因子の検索

千葉大学神経内科では、筋萎縮性側索硬化症の発症や進行を明らかにするとともに、それに関わる因子をさぐり、病気がどのようにして起こるのか、どのような治療が考えられるのかを調べることを目的とし、JaCALS (Japanese Consortium for Amyotrophic Lateral Sclerosis research)に参加しています。

神経疾患の頭部MRI画像に関する観察研究

研究の背景

MRI検査はその安全性や有用性が確立している検査法です。近年MRIの新たな撮像法が急速に進歩しています。その中でも、Arterial spin labeling(ASL)法は脳の血流を見る手法であり、Voxel-based morphometry(VBM)法は脳の容積を見る手法です。これらの手法は、薬剤の注射などが不要で、患者様に侵襲を与えることなくデータの取得ができる撮像方法です。しかも数分間でデータの取得が可能です。しかし、各種神経疾患におけるこれらの撮像法のデータ蓄積は十分ではなく、未だ発展途上な段階です。

意義・目的

神経疾患の患者様の頭部MRI画像所見(ASL,VBM法)のデータ収集を目的とします。神経疾患の病態基盤を明らかにできる可能性があり、今後の治療法の開発にもつながる可能性があります。

対象

H23年9月以降に千葉大学医学部附属病院神経内科の外来を受診され、頭部MRI検査が必要であると判断された神経疾患およびそれが疑われる方が対象となります。

研究方法

通常の診療の一環として行われる頭部MRI撮像の際に、追加してデータ(Arterial spin labeling法, Voxel-based morphometry法のデータ)を取得させていただきます。通常のMRIの時間に数分間程度の追加で終わります。得られたデータをカルテと照合し、個人が特定されない形式に変換し、千葉大学医学部附属病院神経内科において解析を行います。取り扱うデータとしては、診療を通じて得られ、診療録に記載のある病歴、身体・神経学的所見、画像検査データ、臨床神経生理検査データの全てが対象となります。

研究機関名

千葉大学医学部附属病院神経内科

手数料

患者様に手数料が発生することはありません。

個人情報に関する手続き

試験で得られたデータ類を取扱う際は、個人情報の保護に十分配慮いたします。病院外に提出する報告書には個人を特定できる情報を含みません。また、試験の結果を公表する際にも、対象になる患者さんを特定できる情報が含まれることはありません。試験の目的以外にデータを使用することはありません。ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。

苦情対応窓口

千葉大学医学部附属病院神経内科 桑原 聡
TEL.043-222-7171 [内5414]

神経疾患の脳血流および脳ドパミン神経画像に関する観察研究

研究の背景

病院で保険診療にて行う脳核医学検査には大きく分けて脳血流画像とドパミン神経画像があります。いずれもパーキンソン病などの運動障害疾患やアルツハイマー病などの認知症関連疾患の鑑別診断で用いられる画像検査法です。

意義・目的

神経疾患の患者様の脳血流画像およびドパミン神経画像のデータ収集し、症状や他の検査所見との関連を調べます。神経疾患の病態基盤を明らかにできる可能性があり、今後の治療法の開発にもつながる可能性があります。

対象

千葉大学医学部附属病院神経内科の外来を受診され、脳血流画像検査やドパミン神経画像検査が必要であると判断された神経疾患およびそれが疑われる方。

研究方法

2010年4月以降に通常の保険診療として行われた脳血流画像およびドパミン神経画像の画像を後日集め解析します。この研究で患者様に生じる新たな負担はありません。得られたデータをカルテと照合し、個人が特定されない形式に変換し、千葉大学医学部附属病院神経内科臨床研究室において解析を行い、情報は千葉大学医学部附属病院神経内科臨床研究室にて保管されます。

研究機関名

千葉大学医学部附属病院神経内科

手数料

患者様に手数料が発生することはありません。

個人情報に関する手続き

研究で得られたデータ類を取扱う際は、個人情報の保護に十分配慮いたします。病院外に提出する報告書や研究結果を公表する際には個人を特定できる情報を含みません。

苦情対応窓口

千葉大学医学部附属病院神経内科 桑原 聡
TEL.043-222-7171 [内5414]

クロウ・フカセ(POEMS)症候群を対象とした全国疫学調査

研究の背景

クロウ・フカセ症候群は、形質細胞の異常と血管内皮増殖因子と呼ばれるタンパク質の異常な上昇を元に手足の麻痺、浮腫、胸水などの様々な症状をきたす稀なご病気です。2003年以降、日本ではクロウ・フカセ症候群の患者さんの数や診断・治療の実態などに関する全国規模の調査が行われていません。

意義・目的

患者さんによりよい診療を提供することを目標に、クロウ・フカセ症候群の正確な患者数を把握し、診断・治療に関わる情報を集めることを目的とします。

対象

全国の神経内科・血液内科専門医が過去3年間(平成24年4月1日~平成27年3月31日)に診療したクロウ・フカセ症候群の患者様

研究方法

全国の神経内科・血液内科専門医に調査票を発送し、通常の診療の一環で得られる臨床情報・検査結果を収集します。診療情報は生年月日と性別以外の個人情報を含まない形式で、千葉大学医学部附属病院神経内科に集められ、解析されます。

研究機関名

千葉大学医学部附属病院神経内科

手数料

患者様に手数料が発生することはありません。

個人情報に関する手続き

調査で得られたデータ類を取扱う際は、上記の個人情報の保護に十分配慮いたします。病院外に提出する報告書には個人を特定できる情報を含みません。また、調査の結果を公表する際にも、対象になる患者さんを特定できる情報が含まれることはありません。調査の目的以外にデータを使用することはありません。また本調査への参加を希望されない場合には、情報を用いる事はしませんので、以下の窓口までご連絡下さい。

苦情対応窓口

千葉大学医学部附属病院神経内科 三澤 園子
[TEL:043-222-7171(内5414)]

クロウ・フカセ(POEMS)症候群を対象とした症例登録システムの構築

研究の背景

ロウ・フカセ症候群は、形質細胞の異常と血管内皮増殖因子と呼ばれるタンパク質の異常な上昇を元に手足の麻痺、浮腫、胸水などの様々な症状をきたす稀なご病気です。クロウ・フカセ症候群の治療は進歩しつつありますが、標準的な治療指針はまだ確立されていません。日本国内で行われている治療の実態と患者さんの予後を調査し、治療指針を確立し、患者さんによりよい治療を提供できるよう治療水準の向上を目指す必要があります。

意義・目的

患者さんへのよりよい治療のご提供を目標に、クロウ・フカセ症候群の患者さんに現在行われている治療の実態と予後を調査することを目的とします。

対象

全国のクロウ・フカセ症候群の患者様

研究方法

クロウ・フカセ症候群の患者さんご本人に症例登録システムのホームページから登録票をダウンロードして頂き、必要事項をご記入いただき、事務局(千葉大学医学部附属病院)へご郵送頂きます。初回登録から1年毎に追跡調査票が患者さんの元に送られますので、所定の事項をご記入いただき、事務局へご返送頂きます。登録票・追跡調査票とも、記入の際に主治医の先生にご協力頂くことが必要になります。集められた情報は事務局で登録されます。必要に応じて、集積されたデータの解析がなされます。

研究機関名

千葉大学医学部附属病院神経内科

手数料

患者様に手数料が発生することはありません。

個人情報に関する手続き

調査で得られたデータ類を取扱う際は、個人情報の保護に十分配慮いたします。病院外に提出する報告書には個人を特定できる情報を含みません。また、調査の結果を公表する際にも、対象になる患者さんを特定できる情報が含まれることはありません。調査の目的以外にデータを使用することはありません。また本調査への参加を希望されない場合には、情報を用いる事はしませんので、以下の窓口までご連絡下さい。

苦情対応窓口

千葉大学医学部附属病院神経内科 三澤 園子
[TEL:043-222-7171(内5414)]

重症筋無力症患者の臨床経過に関する疫学研究

平成 28年12月5日

これまで当院で重症筋無力症の治療を受けた患者さんへ
【過去の治療データの調査研究への使用のお願い】

千葉大学医学部附属病院神経内科では「重症筋無力症患者の臨床経過に関する疫学研究」という研究を行っております。この研究は、各共同研究施設を受診中または受診歴のある重症筋無力症患者を対象として、疫学情報(年齢、症状、胸腺摘出の有無などの情報)を収集、解析し、今後の診断や病態の評価などに用いることを主な目的としています。そのため、過去に重症筋無力症の治療を受けた患者さんのカルテ等の治療データを使用させていただきます。

以下の内容を確認してください。

  • この調査研究は千葉大学大学院医学研究院の倫理委員会で審査され、研究院長の承認を受けて行われます。
  • 今回の調査研究の対象はこれまでに重症筋無力症の治療を受けた患者さんのカルテ、血液検査所見です。
  • 過去のデータを使用する研究であり、新たな検査や費用が生じることはなく、また、データを使用させていただいた患者さんへの謝礼等もありません。
  • 使用するデータは、個人が特定されないよう匿名化を行い、個人情報に関しては厳重に管理します。
  • 調査研究の成果は、学会や科学専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人を特定するような情報が公表されることはなく、個人情報は守られます。
  • 調査研究の結果、特許などの知的財産が生じる可能性もございますが、その権利は千葉大学医学部附属病院に帰属し、あなたには帰属しません。

もし、今回のデータ使用について同意をいただけない場合には、いつでも構いませんので、お手数ですが下記の問い合わせ先まで連絡ください。
また、同意の有無が今後の治療などに影響することはございません。

問い合わせ先

千葉大学医学部附属病院 神経内科 職名 助教
研究責任者: 鵜沢 顕之
TEL:043-222-7171(代)

神経疾患の自律神経障害に関する観察研究

研究の背景

多くの神経疾患で起立性低血圧、排尿・排便障害、発汗障害などの自律神経障害を認めますが、自律神経障害の病態を問診、検査で正確に把握することが神経疾患の診断・治療に重要です。

意義・目的

神経疾患(認知症関連疾患や、パーキンソン病およびパーキンソン症候群、脊髄小脳変性症など)を対象に、カルテ記載をもとに病歴、神経学的所見、自律神経症状質問票、自律神経検査結果を詳細に解析し、神経疾患における自律神経障害の病態解明、治療法開発へつなげることを目的とします。

対象

千葉大学医学部附属病院神経内科の外来を受診された方、あるいは入院された方で自律神経症状の問診、自律神経検査が必要と判断された神経疾患およびそれが疑われる方を対象とします。

研究方法

1996年4月以降に通常の保険診療として行われた自律神経症状質問票、自律神経検査結果を後日集め解析します。この研究で患者様に生じる新たな負担はありません。得られたデータをカルテと照合し、個人が特定されない形式に変換し、千葉大学医学部附属病院神経内科臨床研究室において解析を行い、情報は千葉大学医学部附属病院神経内科臨床研究室にて保管されます。

研究機関名

千葉大学医学部附属病院神経内科

手数料

患者様に手数料が発生することはありません。

個人情報に関する手続き

研究で得られたデータ類を取扱う際は、個人情報の保護に十分配慮いたします。病院外に提出する報告書や研究結果を公表する際には個人を特定できる情報を含みません。

苦情対応窓口

千葉大学医学部附属病院神経内科 桑原 聡
TEL.043-222-7171 [内5414]

脊髄小脳変性症を対象とした疫学研究

研究の背景

脊髄小脳変性症は、歩行時のふらつきや、手の震え、ろれつが回らない等を症状とする神経の病気です。稀なご病気ですが、原因は明らかになっていません。

意義・目的

疾患の臨床情報を収集することにより、よりよい診断や診察の確立、および病態の解析を目指します。

対象

当院で診療した脊髄小脳変性症の患者様

研究方法

千葉大学医学部附属病院および国立病院機構千葉東病院の診療録から年齢・性別・病歴・身体所見・検査結果・治療内容に関する情報を収集します。診療情報は年齢と性別以外の個人情報を含まない形式で、千葉大学医学部附属病院神経内科で解析されます。千葉東病院から千葉大学医学部付属病院神経内科にデータを移動する際には、年齢と性別以外の個人情報を含まない形式で紙媒体もしくは電子媒体で研究実施担当者同士による手渡しで行います。

個人情報に関する手続き

調査で得られたデータ類を取扱う際は、上記の個人情報の保護に十分配慮いたします。病院外に提出する報告書には個人を特定できる情報を含みません。また、調査の結果を公表する際にも、対象になる患者さんを特定できる情報が含まれることはありません。調査の目的以外にデータを使用することはありません。データ等は、千葉大学医学部付属病院自律神経機能検査室のカギのかかる棚で保管します。また本調査への参加を希望されない場合には、情報を用いる事はしませんので、以下の窓口までご連絡下さい。

研究組織

  • 研究代表機関 千葉大学医学部付属病院 神経内科(研究責任者 桑原聡)
  • 共同研究機関 国立病院機構 千葉東病院 神経内科(研究責任者 新井公人)
対応窓口

千葉大学医学部附属病院神経内科 山中 義崇
[TEL:043-222-7171(内5414)]

研究代表者:千葉大学医学部付属病院 神経内科 桑原聡

文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。

末梢神経疾患における末梢神経MRIに関する観察研究

研究の背景

 MRI検査はその安全性や有用性が確立している検査法です。また、近年のMRI画像を用いた研究の進歩は、目覚ましいものがあります。特にMRI撮像技術の向上により、これまで描出が難しかった末梢神経のMRI撮像が高解像度で可能となり、末梢神経疾患の病態解明、診断に大きく寄与していまする。一方、これらの画像所見と臨床情報・治療反応性・長期経過などとの関係は、未だ十分に明らかとはなっていませい。

意義・目的

末梢神経疾患の末梢神経MRI画像所見のデータ収集を目的とします。末梢神経疾患の病態基盤を明らかにできる可能性があり、今後の治療法の開発・診断能の向上にもつながる可能性があります。

対象

2000年10月1日から2020年3月31日までに千葉大学医学部附属病院神経内科の外来を受診され、末梢神経疾患およびその類縁疾患が疑われ、末梢神経MRI検査を受け方が対象となります。

研究方法

通常の診療の一環として行われるMRIデータを、解析に使用させていただきます。得られたデータをカルテと照合し、個人が特定されない形式に変換し、千葉大学医学部附属病院神経内科において解析を行います。

研究機関名

千葉大学医学部附属病院神経内科

手数料

患者様に手数料が発生することはありません。

個人情報に関する手続き

試験で得られたデータ類を取扱う際は、個人情報の保護に十分配慮いたします。病院外に提出する報告書には個人を特定できる情報を含みません。また、試験の結果を公表する際にも、対象になる患者さんを特定できる情報が含まれることはありません。試験の目的以外にデータを使用することはありません。

苦情対応窓口

千葉大学医学部附属病院神経内科 桑原 聡
(TEL:043-222-7171 [内5414])

筋力低下をきたす疾患の病態進展様式に関する観察研究

研究の背景

筋萎縮性側索硬化症(ALS)をはじめとする運動ニューロン疾患の病態は未だ不明な部分も多いですが、近年、神経変性疾患を中心に新しい病態仮説が提唱されています。それは、神経細胞死との関連を推測されている異常蛋白が、個々の神経細胞に蓄積するのみならず、周囲の神経細胞へと伝播することによって病変が進展・進行するというものです。これを支持する知見は培養細胞や動物を用いた研究を中心に急速に蓄積され始めていますが、臨床的視点での研究は乏しいのが現状です。

意義・目的

運動ニューロン疾患をはじめとする神経筋疾患において、病変が時間とともに神経系内を解剖学的(空間的)に広がっていく、その進展様式にそれぞれの疾患の特徴があり病態生理を反映しると考えられます。本研究の目的は、個々の神経疾患において患者の病歴や神経症状などの臨床情報や電気生理学的検査、画像検査などの検査所見を多数例蓄積・検討し、病変の疾患特異的な進展様式を明らかにすることです。それとともに新しい診断指標やバイオマ-カーを探索し、最終的には、明らかとなった疾患特異的な個々の進展機序に対して治療介入を行うことを目指しています。

対象

筋萎縮性疾患(筋萎縮性側索硬化症、球脊髄性筋萎縮症、原発性側索硬化症や平山病などの運動ニューロン疾患および頸椎症や腰椎症などの脊椎疾患、多巣性運動ニューロパチーや慢性炎症性脱髄性多発神経根炎などの末梢神経障害)の精査およびその類似疾患の経過観察のために診療を行った全ての患者(疑い患者を含む)さんを対象とします。2000年10月1日から2020年3月31日までに当科を受診した、あるいは受診する症例を対象とします。診療を通じて得られ、診療録に記載のある病歴、身体・神経学的所見、画像検査データ、臨床神経生理検査データの全てが対象となります。またこれには、2011年から2014年にかけて当院で行われた、筋萎縮性側索硬化症を対象とした自主臨床試験(試験名:筋萎縮性側索硬化症に対するメキシレチン塩酸塩内服の有用性に関する臨床試験)、も含まれます。

研究機関名

千葉大学医学部附属病院神経内科、東京医科歯科大学神経内科、東京都立神経病院、京都府立医科大学

手数料

患者様に手数料が発生することはありません。

個人情報に関する手続き

試験で得られたデータ類を取扱う際は、個人情報の保護に十分配慮いたします。病院外に提出する報告書には個人を特定できる情報を含みません。また、研究の結果を公表する際にも、対象になる患者さんを特定できる情報が含まれることはありません。研究目的以外にデータを使用することはありません。

苦情対応窓口

千葉大学医学部附属病院神経内科 澁谷和幹
(TEL:043-222-7171 [内5414])

筋萎縮性側索硬化症におけるエダラボン治療の影響・病態に関する観察研究

研究の背景

筋萎縮性側索硬化症は運動神経が障害される神経難病で、全体の患者数も少なくその根本的な治療法はまだ確立していません。病気のしくみや治療効果を調べるには、多くの患者様の臨床情報を共有し病気の経過を詳しく把握することが必要です。

意義・目的

既に他の臨床研究などで得られた過去のデータを利用して臨床研究疾患の臨床情報を収集・再分析することにより、新たな治療における影響や病態の解析を目指します。本研究の対象の方は過去に下記臨床研究に御参加された筋萎縮性側索硬化症の患者様になります。

「筋萎縮性側索硬化症に対するメキシレチン塩酸塩内服の有用性に関する臨床試験(2011-2014年)」

研究方法

上記臨床研究で収集された臨床情報・検査結果をもとに、他の施設と共同で臨床研究疾患についての病態・治療反応性などを検証します。診療情報は生年月日と性別以外の個人情報を含まない形式で、千葉大学医学部附属病院神経内科および国立病院機構千葉東病院で解析されます。

個人情報に関する手続き

調査で得られたデータ類を取扱う際は、上記の個人情報の保護に十分配慮いたします。病院外に提出する報告書には個人を特定できる情報を含みません。また、調査の結果を公表する際にも、対象になる患者さんを特定できる情報が含まれることはありません。調査の目的以外にデータを使用することはありません。また本調査への参加を希望されない場合には、情報を用いる事はしませんので、以下の窓口までご遠慮なくお申し出ください。

対応窓口

千葉大学医学部附属病院神経内科 澁谷和幹
[TEL:043-222-7171(内5414)]

神経筋疾患を対象とした疫学研究

研究の背景

神経筋疾患の大部分は現在でも病態が不明です。その一因として各種疾患の臨床情報が多くない事が挙げられます。このため当科では、受診された患者さんの臨床情報を集めて解析・検討する研究を行っています。

意義・目的

各種疾患の臨床情報を収集することにより、よりよい診断や診察の確立、および病態の解析を目指します。

対象

千葉大学医学部附属病院神経内科の外来・筋電図検査室を受診される患者様

研究方法

通常の診療の一環として行われる身体診察やそれによって得られた臨床情報、電気生理学的検査の検査結果等を、個人が特定されない形式に変換した後、千葉大学医学部附属病院神経内科において解析を行います。

個人情報に関する手続き

試験で得られたデータ類を取扱う際は、個人情報の保護に十分配慮いたします。病院外に提出する報告書には個人を特定できる情報を含みません。また、試験の結果を公表する際にも、対象になる患者さんを特定できる情報が含まれることはありません。試験の目的以外にデータを使用することはありません。また研究への参加を希望されない場合には、情報を用いる事はしませんので、検査または外来受診時に担当医まで申し出て下さい。

苦情対応窓口

千葉大学医学部附属病院神経内科 関口 縁
(TEL:043-222-7171 [内5414])

線形判別解析を用いた脱髄性多発神経炎の診断に関する疫学研究

患者の皆様へ

2017年12月1日
神経内科

現在、千葉大学神経内科では、「線形判別解析を用いた脱髄性多発神経炎の診断に関する疫学研究」に関する研究を行っております。今後の治療に役立てることを目的に、この研究では末梢神経疾患を疑われて筋電図室を受診された患者様の診療情報を利用させて頂きます。研究の詳細についてお知りになりたい方は、下記の窓口にご連絡ください。

1. 研究課題名

「線形判別解析による脱髄性多発神経炎の診断」

2. 研究の意義・目的

「神経伝導検査を用いて、脱髄性多発神経炎を呈する様々な疾患をより正確に診断する方法を確立する」

3. 研究の方法

下記の神経伝導検査所見と、患者背景および診断との相関を調べる。

  • 期間:2004年1月1日~2017年9月30日
  • 疾患:慢性炎症性脱髄性多発神経炎、シャルコー・マリー・トゥース病、抗MAG抗体陽性多発神経炎、糖尿病性神経障害など
  • 調査項目:年齢、性別、発症年、神経伝導検査、血液検査(HbA1c、抗MAG/SGPG抗体価など)、診断名

4. 個人情報の取り扱いについて

本研究は海外(イタリア)の研究機関との共同研究です。個人情報を削除して匿名化(患者さんを特定できないようにすること)した後に、海外に検査情報を提供し、研究を行ないます。研究成果の発表にあたっては、患者さんの氏名など個人情報は一切公表しません。データ等は、千葉大学大学院医学研究院神経内科教室の鍵のかかる棚で保管します。

5. 研究に診療情報などを利用して欲しくない場合について

ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。

6. 研究組織

  • 研究実施機関:千葉大学医学部附属病院神経内科
  • 研究代表機関:Department of Neuroscience, Imaging and Clinical sciences, G.d’Annunzio University(イタリア)
  • 代表者:Department of Neuroscience, Imaging and Clinical science, Prof.Antonino Uncini 
本件のお問合せ先

千葉大学医学部附属病院神経内科  医師 関口 縁
電話:043-222-7171 内線5414

文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種後に生じた疼痛および
運動障害を中心とする多様な症状に関する疫学研究

研究テーマ

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種後の広範な疼痛および運動障害を中心とする多様な症状に関する疫学研究

研究の背景

HPVワクチン接種後に認められる疼痛または運動障害を中心とする多様な症状に関しては、疫学、病態ともに不明な点が多い。

意義・目的

HPVワクチン接種後に様々な症状が出現し医療機関を受診された患者様について、症状の内容や経過、所見などを調査して、病態解明につなげることを目的とする。

対象

HPVワクチン接種後に疼痛や神経症状が出現し、千葉大学医学部附属病院神経内科の外来を2015年4月以降に受診された方

研究方法

以下に記載する、通常の診療の一環として行われた身体診察やそれによって得られた臨床情報を、千葉大学にて個人が特定されない形式に変換(匿名化)した後、解析を行います。

研究期間

2018年2月~2020年3月

臨床情報

患者背景(性別、生年月、既往歴、現病歴など)、自他覚症状、血圧、脈拍数、神経学的診察所見、血液検査、髄液検査、生理機能検査、画像検査、その他の特殊検査など

個人情報に関する手続き

診療で得られたデータ類を取扱う際は、個人情報の保護に十分配慮いたします。病院外に提出する報告書には個人を特定できる情報を含みません。また、研究結果を公表する際にも、対象になる患者さんを特定できる情報が含まれることはありません。本研究の目的以外にデータを使用することはありません。

その他

「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の規則に則り、本研究について掲示しております。研究への参加を希望されない場合には、情報を用いる事はしませんので、下記までご連絡下さい。

対応窓口

千葉大学医学部附属病院神経内科 助教 関口 縁
TEL:043-222-7171 [内5414]

クロウ・フカセ症候群の診療における血清 VEGF 測定試薬の承認申請を目的とした臨床性能試験

参加された患者の皆様、ご家族の皆様へ

2018年 5月24日 神経内科

現在、神経内科では、「クロウ・フカセ症候群の診療における血清VEGF測定試薬の承認申請を目的とした臨床性能試験」を行っています。この試験は、2016年10月から2017年3月までに実施した、クロウ・フカセ症候群の診療における血清VEGF測定試薬の承認申請を目的とした臨床性能試験にご参加いただいた患者さんを対象とし、一部試薬の構成等を変更した新たな測定試薬の性能を再度検討し、体外診断用医薬品として承認を得ることを目的としています。本試験では、前回の試験で用いた血液検体の残りと、千葉大学医学部附属病院に保存されている新たな血液検体を使用させていただきます。
血液検体がこの試験で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい、試験計画書の入手・閲覧をご希望の方は、下記の窓口にご連絡ください。


1. 試験課題名
クロウ・フカセ症候群の診療における血清VEGF測定試薬の承認申請を目的とした臨床性能試

2. 試験の意義・目的
この試験は、新たに開発した試薬(VEGF測定キット-Fujimoto)とこれまでの研究用試薬と同等の性能を有することを確認し、体外診断用医薬品として承認を得ることを目的としています。そのため、以前にあなたから採取した血液を用い、サリドマイド医師主導治験で用いた研究用試薬(Human VEGF Quantikine ELISA Kit)との相関性を再度検討します。

3. 試験の方法
前回の臨床性能試験で用いた血液検体の残りと千葉大学医学部附属病院に保管されているサリドマイド医師主導治験で採取した血液を新たに使用します。試験責任医師は、名前などの個人情報をコード化した血液検体を検査実施機関へ送付します。検査実施機関にて冷凍庫(-20℃以下)で保存された検体を融解し、改良した被験試薬(VEGF測定キット-Fujimoto)および対照試薬(Human VEGF Quantikine ELISA Kit)を用いて血清VEGF値を測定します。検査実施機関は、測定結果を試験依頼者(藤本製薬)へ渡します。測定後の残余検体は、承認取得後に検査実施機関にて廃棄します。なお、測定結果は原則お知らせできませんが、ご希望があれば開示することも可能です。

4.個人情報の取り扱いについて
この試験から得られた結果(成績)は、体外診断用医薬品としての承認を得るための申請資料として利用したり、医学雑誌などに公表される場合がありますが、いずれの場合でもあなたのデータであると特定されることはありません。名前などの個人情報はコード化し、分からないようにしますので、プライバシーは守られます。

5.倫理について
この試験は、『医薬品、医療機器等の品質、有効性および安全性の確保等に関する法律』、同施行令、同施行規則の準用、および『ヘルシンキ宣言』、『人を対象とする医学系研究に関する倫理指針』を遵守して行います

6.試験組織
試験実施医療機関
千葉大学医学部附属病院
試験責任医師
神経内科 教授 桑原 聡
試験依頼者
藤本製薬株式会社
検査実施機関
株式会社免疫生物研究所

7.試験に血液検体を利用して欲しくない場合について
ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前までの間であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。

文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。
試験実施機関 :千葉大学医学部附属病院神経内科
本件のお問合せ先:医学部附属病院神経内科
医師 桑原 聡
043(226)2310(直通)