千葉大学大学院医学研究院
小児外科学
千葉大学病院
小児外科
ここではチームの主軸、シニアレジデントが、日ごろの活躍ぶりを自ら紹介してくれています。
毎朝の申し送り、週に1度の術前・検査・病棟カンファレンスでのプレゼンテーションはシニアレジデントの大きな仕事の1つです。必要な情報を漏らさず、かつ簡潔にプレゼンする訓練の場でもあります。
患者さんの病態・背景疾患・本人や家族の社会的事情まで考慮し、全員で最善の治療方針を話し合います。
患者想いの先生が多く、議論がヒートアップすることは珍しくありません。でも忌憚なく意見を言い合える雰囲気は千葉大学小児外科の最大の長所です!
カンファレンスで情報と方針を共有したら、朝の回診に向かいます。診察、包交、創部の処置などを行います。 患者さんとコミュニケーションをはかる大事な時間でもあり、ひとりひとりゆっくり時間をかけて廻っていきます。
写真は鎖肛の患者さんのお尻をみんなで覗き込んでいるところです。
回診の後は病棟業務です。
点滴や内服薬のオーダー、 検査のオーダー、指示箋を出したり、指示変更したり。小児病棟の看護師さん達はみんな真面目で人あたりの良い人ばかりでとても働きやすいです。
手術に当たっている場合は勿論手術に入ります。
忙しい中でもなるべくみんなで一緒にごはんを食ぺるようにしています。千葉大学病院の職員食堂はなかなかのクオリティとコストパフォーマンスです。
術前患者の点滴確保、鎮静が必要な処置、CT・MRIなどの検査が午後に来ることが多いです。
成人では患者が普通に歩いて行ってこれる処置や検査が、小児では鎮静が必要なことが多々あります。そのような理由もあって、小児外科では全員麻酔科で研修を積んでいます。
検査がなく空いた時間にはカンファレンスの準備や手術の予習をしたりしていますが、救急患者の対応に追われたりすることは珍しくありません。
手術日は朝から手術です。
小児外科の手術は疾患の幅、扱う臓器の幅、年齢の幅が広いのが特徴です。
また、鼠径ヘルニアなどの比較的短時間で終わる手術も多く、縦に3-4件並んでいることも少なくありません。
そのためシニアレジデントにも手術の機会が多く回ってきます。
写真はシニアレジデントの小関先生と指導医の照井先生の手術です。
術者の緊張感と前立ちの貫禄が伝わってきます。
回診前にみんなで電子カルテを見て一日のイペントを確認しながら治療方針を再検討します。患者さんにその日の検査結果や明日以降の予定の説明などを行いながら、ひとりひとりゆっくり時間をかけて廻っていきます。
シニアレジデントの通常業務はこれで終了です! この後はカンファレンスの準備や手術の予習をしたりしています。
みんな早く一人前の小児外科医になろうと必死に頑張っています。
もちろん空いた日は早く帰ったり、みんなで美味しいものを食べに行ったりもします!
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
外来日 | 外来日 | 手術日 | 外来日 | 手術日 | |
7:30 |
術前・検査カンファ |
術後・病棟カンファ |
|||
8:30 |
朝カンファ |
朝カンファ |
朝カンファ |
朝カンファ |
|
9:00 |
朝回診 |
||||
AM |
病棟業務 |
病棟業務 |
手術 |
病棟業務 検査 |
手術 |
PM | |||||
16:00 | 夕回診 | ||||
17:30 | 腫瘍ボード(月2) | NICUカンファ(毎週) 周産期カンファ(月1) |
|||
18:00 | 抄読会/研究カンファ |
(研究ミーティング) |