次世代in vivo研究探索センター(cNIVR)次世代動物モデル研究開発部門は亥鼻キャンパスの3つの動物施設を管理運営いたします。そのひとつの医学研究院・附属動物実験施設は1982年に竣工しました。また、2004年に医薬総合研究棟が竣工し、その8階、9階に研究室と動物飼育室が確保され、cNIVR次世代動物モデル研究開発部門の前身となるバイオメディカル研究センターが設置されました。
令和7年4月学内再編により、cNIVR・次世代動物モデル研究開発部門と名称も変更になり、新たな一歩を踏み出しました。また、2023年に竣工した災害医療研究所に新たに設置された動物実験施設の管理運営も担うこととなりました。
次世代in vivo研究探索センターの使命は、細胞を用いたin vivo研究、人工組織、臓器など代替法の開発、動物実験の最先端の基盤を目的とし、学内における遺伝子工学・胚工学関連の研究技術支援を行うことです。現代の生命科学研究おいて、遺伝子機能の解析や疾患の病態解明あるいは新しいい治療法の確立のためには、遺伝子改変マウスはなくてはならないものになっています。そのためトランスジェニックマウスの作製、ノックアウトマウスの作製、受精卵や精子の凍結保存および融解などを行い、学内における研究支援体制を整えています。さらに共同利用機器として、小動物のCTスキャン、IVISイメージング装置などを整備し利用可能となっています(施設利用参照)。